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職務質問されたとき「絶対に言っちゃいけない」NG発言

2012年9月13日 17時00分 (2012年9月18日 18時11分 更新)

前回の記事では、犯罪学者で元警視庁刑事の北芝健氏のお話をもとに、職務質問にあいやすい人物の特徴4つをお届けしました。
では、引き続き、運悪く職務質問にあった場合に、すぐに解放してもらう方法について紹介していきます。

■職務質問から即座に解放されるためには?
職務質問はあくまで“任意”で行われるべきものあって、警察官に従わなければならない義務があるわけではありません。
とはいえ、いきなり複数の警察官に取り囲まれて、あれこれ質問されては、どうすればいいのか分からず困惑してしまう人が多いことでしょう。
もし、本当に急いでいて、早く立ち去りたいという場合、どうすればいいのか? この場合、自分の名刺などを渡して、「急いでいるから、何か用があるならここにあとで連絡してほしい」と伝えるのが最適です。
警察官は、きちんと身分や連絡先を明かしている人間を、職務質問だからといって、その場に長く引き止めることはできません。場合によっては、その警察官が法的責任を問われることもあります。
ですから、名刺などを渡せば(なければ、メモ書きでもOK)、その場で解放となるはずです。逆に、「なんで質問に答えなきゃいけないんだ!」と意地を張って、自分の身分などを全く明かさないでいると、職務質問を長引かせることになりかねません。

■絶対に言ってはいけないNG発言はこれだ!
何らやましいことなどないのに職務質問を受けると、「犯罪者扱いかよ」とカチンとくることでしょう。ただし、いくらムカついたからといって、警察官に絶対に言ってはいけない一言があります。
男性に多いケースなのですが、「俺たちが養っているのに、なんだその偉そうな態度は?」「誰の金で飯を食っているんだ」という類の口撃です。
たしかに、公務員の給料の財源は税金。また“公務員は全体の奉仕者”、“公僕”という言葉もあります。
しかし、公務員は市民からお金で雇われて仕えているわけではありません。あたかも「税金を払っている市民が上、税金から給料を受ける公務員が下」というように、市民と警察官の間に上下関係があるような言い方をされると、警察官としてはカチンとくるわけです。
これは、夫婦関係に置き換えるとわかりやすいのではないでしょうか? つまり、夫が外で働いていて、妻が専業主婦という場合、夫が妻に対して「誰の金で~」といった暴言を吐くことは絶対に許されませんよね。
夫婦と同様に、公務員と市民の関係も平等のはず。上で挙げたようなネガティブフレーズを警察官にぶつけると、「なんだこの野郎!」と、ますます警察官からの追及が厳しくなるのは必至です。
警察官も人の子。警察官の感情を逆なでしないように、上手に職務質問を切り抜けるべきでしょう。

以上、2回にわたって職務質問の実態をお届けしましたが、いかがでしたか? 善良な市民がこれを受けると、イラッとする気持ちもわかりますが、警察官としても市民をいじめたくて職務質問をやっているわけではありません。
犯罪を未然に防げたり、犯人を早期に発見できたりなど、職務質問が治安維持に役立っているのもたしかです。不幸にして職務質問にあうようなことがあっても、どうか「御苦労さま」というあたたかい気持ちで接してみてくださいね!

【職務質問ネタ】
元・刑事に聞く!職務質問されやすい人の特徴4パターン

【取材協力】
北芝健・・・犯罪学者・作家・元警視庁刑事。空手道場「修道館」館長。『マル暴』(バジリコ)、『誰も知らない暴力団の経営学』(日本文芸社)、『悪の経済学』(ロングセラーズ)他、著書多数。推理小説、漫画原作なども手がけ、コメンテーターとしても活躍中。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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