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某芸能人が宣伝!? 絶対損する「ペニーオークション」とは

2012年12月13日 19時00分 (2012年12月17日 10時11分 更新)

ネットオークションというと多くの方が利用して、欲しいアイテムを手ごろな値段で入手できるということで人気ですね。
しかし最近では“ペニーオークション”と呼ばれるタイプのネットオークションが問題になっており、先日詐欺容疑で運営会社から逮捕者が出ました。さらに、タレントの、ほしのあきさんが落札していない商品を落札したかのようにブログに書き込んでいたことが判明して、さらに問題が大きくなっています。
ペニーオークションというのは普通のネットオークションと違い、入札をするためには1回数十円の入札手数料が必要なタイプのサービスです。運営者が出品したアイテムの安さにひかれ、「手数料ぐらいどうってことない」と始めてしまう人が少なくありません。
けれど何度も入札して、手数料を何万円も支払っても落札できず、入札料も返還されないので、大損してしまうケースが多いのです。
では、ペニーオークションの危険性をくわしく説明しましょう。

■ペニーオークションは入札者が損しやすいしくみ
ペニーオークションは、ブランド品や高級家電、数十万円相当の商品券が安く、時には1円からスタートしているので、初めて見た人は驚くことが多いのです。しかし、簡単に落札できるわけはありません。
自分が入札しても、同じように「安く落札できる」と思った人がすぐに入札するので、また入札してしまい……の繰り返しになってしまいます。
気がつくと入札で多額の費用を使ってしまうのですが、そうすると「これだけ入札に使ったのだから、なんとしても落札しないと」という心理状態になってしまい、ズルズルと入札して、という“入札依存”状態に陥ってしまうのです。
普通のネットオークションと同じ感覚で参加すると痛い目を見てしまうのが、ペニーオークションと言えるでしょう。

■悪質な業者は入札者が落札できないようにしている
ペニーオークション自体が、入札者に何度も手数料を支払わせることで利益を得ています。そして、悪質なところになると入札者が落札できないようにサクラや“bot(ボット)”と呼ばれるプログラムで入札させるところもあるんですね。今回、詐欺容疑で逮捕された人が運営していたのも、botを使って入札者が落札できないようにしていました。
いくら入札しても製品を落札できないのは、明らかに詐欺です。

■芸能人や人気サイトを使って宣伝
日本においてペニーオークションはまだ認知度が低いため、ズルズルと手数料を支払ってしまう危険性や、悪質な業者の存在もあまり知られていません。
しかし最近では、人気芸能人のブログでペニーオークションを使って安く落札したというエントリーが掲載されていたり、巨大掲示板のまとめサイトに広告が載ったりすることも多くなり、つい安全だろうと思って始めてしまうケースも少なくないのです。

ペニーオークションは“オークション”というシステムではありますが、入札にお金が必要で「もうすぐ落札できる」とのめりこんでしまう依存性は、ギャンブルに似たところがあります。
消費者庁や国民生活センターが警鐘を鳴らしていますが、「激安で出品している」「格安で落札される」という宣伝文句に踊らされることないよう気をつけたいものです。

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【参考】
ペニーオークション:手数料詐欺容疑で逮捕 京都府警など – 毎日新聞
入札のたびに手数料が…!“ペニーオークション”のトラブルが急増 – 国民生活センター
いわゆる「ペニーオークション」運営業者に対する景品表示法に基づく措置命令等について – 消費者庁

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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