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さら湯は命の危険も!? 「一番風呂」を避けるべき本当の理由

2013年2月5日 21時00分 (2013年2月7日 18時11分 更新)

昔から「さら湯は身の毒」というように、一番風呂は身体によくないと言われます。
「キレイなお湯の方がさっぱりして気持ちいいじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、特に肌が弱い方、高齢の方は、“一番風呂の状態”を知っておかないと、命を奪うことにもなりかねないのです。
そこで、今回は“一番風呂”のリスクとその回避法についてお伝えしていきます。

■一番風呂は肌の皮脂を奪う
沸かしたてのお湯は不純物が少ないため、熱いお湯を直に皮膚に伝えてしまい、ピリピリした感じになったりします。肌への刺激が強過ぎて、肌のうるおい成分を保つ皮脂の多くや、ナトリウムやカリウムなどが洗い流されてしまうのです。
刺激を少なくするために、例えば、柚子や蜜柑の皮などの植物をお湯に入れると、精油成分がお湯に溶け出し、肌への刺激を少なくします。お風呂で温まった身体からは水分が蒸発しやすいので、湯上がりの保湿クリームも忘れずに。

■高齢の方の一番風呂は危険!?
一番風呂は湯船に入る前にも危険があるのです。まだ、誰も入っていない浴室が温まっていないので身体も冷えてしまう、湯船と浴室との温度差が大きいので身体に負担がかかるのです。なので、皮膚が弱い人や高齢の方などには不向きなのです。
一番風呂の場合は、まず浴室を暖めることで身体への負担を軽減し、湯船には入浴剤を入れることで、肌への刺激は緩和されます。また、高齢の方は、冷たい、熱いの感覚が鈍っていることがあります。冷たいお風呂に気づかず入っていて、心臓麻痺なんてことも考えられるため、一番風呂は避けるか、家族が確認して入るのがよいですね。

■体調によってのお風呂の使い分け
高齢者のみに関わらず、普段の入浴は体調で使い分けるのが入浴効果大! 浴槽の温度は個人の好みで変わってくると思いますが、体温よりも約5℃以上高い熱めのお湯(42℃位~)では交感神経がより刺激されるため、脳や身体は興奮状態になります。
逆に“ぬるま湯”と呼ばれる温度は体温よりも約2~4℃高めの38~40℃。副交感神経に作用し、リラックス効果をもたらします。ぬるま湯ならば20分位、熱いお湯ならば10分位が適当とされています。

入浴剤やエッセンシャルオイルや、温度を活かして、しっかりと身体と頭を起こしたい朝やリフレッシュしたい時には少し熱めのお風呂を短めに入る、じっくりと身体を温めて疲労回復、リラックスさせたい夜にはぬるめのお湯にゆっくり入る、といったように使い分けをするとよいですね。

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注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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