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仕事上のお酒の付き合いで気をつけたいマナー「ワインは女性から男性に注ぐのはNG」

2013年7月7日 12時12分 (2016年3月3日 23時32分 更新)

接待や社内の飲み会などで「あ、この人デキるな」と評価されたらうれしいですよね。特に女性は「マメな女性」のほうがウケそうなイメージがあります。そこで、コミュニケーション・アドバイザーの西澤史子さんに、仕事上の付き合いで気を付けたいマナーについてうかがいました。

■お酌のマナー
──まず、お酌についてうかがいます。やはり女性は、率先してお酌をして回るべきですか?

「個人的には、女性が男性にお酌する必要はないと思っています。

しかし日本では、男性より女性にお酌してもらった方がお酒がおいしく飲めると考える男性が多いですし、手っ取り早く『気の利く女性だな』と評価してもらいやすいもの。一般的なお店で相手が日本人男性であれば、お酌した方が良いケースが多いと思われます。

欧米では女性が男性にお酌するなど考えられませんので、相手が欧米人の場合や欧米系の高級レストランで行われる場合は、お店の方に任せましょう」

──ワインの場合はどうすればいいですか?

「ワインは女性から男性に注ぐことはマナー違反になりますので、男性かお店の方にお任せして。もし、『お酌は?』的な空気が流れたら、マナーとして女性から男性に注ぐのはNGということをさりげなくトークに盛り込み、場の空気を変えてみるといいでしょう」

──それにしても、お酌はタイミングが難しいですよね。

「そうですね。お酒の種類によってお酌のタイミングは少し違います。

ビールは泡がおいしさを左右しますから、できるだけグラスが空か残量がわずかになったタイミングを見計らって注ぎます。日本酒は残量をあまり気にせず足して構いませんが、杯の8分目くらいまで注ぐのがポイントです」

──ボトルや徳利(とっくり)の持ち方にコツはありますか?

「瓶ビールは、ラベルを上にして瓶の底の方を片手で持ち、注ぎ口付近をもう片方の手で支えて注ぎます。この場合、ボトルとグラスがカチンとぶつからないように気をつけて。

日本酒は、片手で徳利の胴部分を持ち、もう片方の手は下側に添えます。

お酒が進んだら、『次もビールでよろしいですか?』などと尋ねると、『気が利くな』と思ってもらえる可能性大です!」

■食事は取り分けるべき?

──大皿料理の場合、よく小皿にせっせと人数分を取り分ける人がいますね。あれはマナーとして正しいですか?

「これも状況によりますが……。フランクなお店や社内の飲み会など比較的気軽な会では、さっさと取り分けてしまった方が効率的かもしれません。

でも、好きな料理を好きなだけ取りたい人もいますから、取り分ける前に『お取り分けしてよろしいですか?』などと一言確認した方が良いでしょう。

また、最初だけ取り分けて、後半は徐々に各自にお任せしても良いと思います」

──中華料理店の回転テーブルでは、どうすれば良いですか?

「主賓から時計回りに、おのおの取るのが正しいマナーです。でも、状況やメンツによっては取り分けた方が良い場合もあるでしょうから、ケースバイケースで対応しましょう」

■大切なのはマナーより機転
──ほかに気をつけたいマナーはありますか?

「仕事の付き合いにお酒はつきもの。お酒を飲むと多くの人はリラックスしてオフタイムモードになりますから、そこでいかに相手にとって居心地の良い場を作るかがカギだと思います。

マナーにこだわり過ぎたり、『この機会に自分を売り込もう!』という下心満々な態度で臨んだりすると逆効果。チープな人間に見られてしまいます。

お酒が飲めなくても常にグラスを持って一緒に盛り上がるとか、話す相手がいなければお酌して回る、一人ポツンとしている人がいたら身近な話題を振ってみるなど、マナーというより機転が大切だと思います」

仕事上のお付き合いとはいえ、まず「自分が楽しもうという気持ちが大切」と西澤さん。状況に応じて機転をきかせながら笑顔で対応していれば、多少のミステイクはカバーされますよね。肩肘を張らず、まずはあなた自身がその場を楽しみましょう。

西澤史子
コミュニケーション・アドバイザー兼カリスマ婚活バイザー。お見合いパーティーを開催する「エクシオジャパン」では数多くの婚活企画をコンサルテーション。2012年11月に退社し、2013年1月に戦略的コミュニケーションコンサルティング会社・ループを設立。著書に「成功をつかむ3%の男がやっていること」(日本実業出版社)がある。

(OFFICE-SANGA 百田カンナ)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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