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25万人のデータから、身長と遺伝子の関係性を解明「背の高さは80%遺伝で決まることが発覚」

2014年12月9日 09時50分 (2014年12月11日 23時34分 更新)
両親の背が高ければ、自分の背も伸びる。自分が小さいのは、親の背が低いから。そのように、身長が遺伝と関係していることは周知の事実。しかし、身長と遺伝子との細かい関係性を理解することは難しく、解明されていませんでした。

ところが今回、マサチューセッツ工科大学とハーバードの研究者が、ついにその研究結果を発表。ヨーロッパ、北米、オーストラリアなど約25万人分の遺伝データ収集し、身長を左右するの重要な調節因子などを細かく分析することに成功しました。

それによって、背の高さが80%遺伝で決まることが発覚。つまり、牛乳を飲むなどの後天的な要因にも20%は左右されるということですね。

また、世の人々が感じているとおり、新しい世代ほど背が高くなるよう遺伝子が変異していることも確認されました。

身長に関わっているとされるのは、なんと424の遺伝子領域にある697もの遺伝子。それらの中に、骨格成長の重要な調節因子も含まれるようです。

その他、コラーゲンや骨の構成要素に関連する遺伝子、軟骨の成分や成長板、大腿骨など長い骨の先端組織を成長させる遺伝子なども特定されました。

また、それらの成長に関わる遺伝子のうち、20%は変異しており個人によって異なることが解かっています。

身長の操作が可能になる日はまだ来ないようですが、この研究結果は今後の医学発展に大きく貢献するに違いありません。

Tall tale: scientists unravel the genetics of human height
http://www.reuters.com/article/2014/10/05/science-height-idUSL2N0RY1YG20141005

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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