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たけし・さんま世代のあと、バラエティは成り立つのだろうか?

2016年1月6日 16時11分 (2016年1月6日 17時12分 更新)
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「新春大売り出し!さんまのまんま 30 周年スペシャル」(C)関西テレビ

 あっという間に終わってしまった、年末年始のお休み。久々にゆっくりとテレビを観ていて感じたのは、“はて、今後バラエティ番組というジャンルは成立するのだろうか?”ということでした。40代以下の芸人やタレントが、あまりにも小粒だと改めて痛感したのです。

◆雑談のもとにある視野の広さ

 たけしや、さんまに鶴瓶、ギリギリでとんねるずあたりまでが、特にお笑いに興味がない人たちも笑わせられる最後の世代なのではないか。暮れやお正月の番組を見比べても、安定感はもちろんのこと、話のもとにある視野の広さが全く違うのですね。

 とはいうものの、お笑いのレベルそのものは上がっているのだと、たけしは語ります。

「俺らの若いころに比べたら、ネタにしてもみんな上手いよね。そう考えると、俺らは運が良かったのかもしれない」(『新春大売り出し! さんまのまんま30周年スペシャル』1月2日放送より)

 と真剣なことを語りつつ、さんまが茶々を入れ、たけしもそれに乗っかりながら、また若い芸人に向けた真面目な話へと軌道修正する。けれども、そんなやり取りを眺めていて、ふと気づいたのが、もしかしたらその“上手い”ことが、昨今のバラエティのつまらなさの遠因なのではないかということでした。

 若い芸人のネタやトークが上手いといっても、結局は同年代の同業者や女子中学生あたりにしか通用しない小手先の技術に過ぎないのではないか。そうした目先の稚拙な笑いを、なあなあに分け合うような互助会的な番組が多すぎるのですね。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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