0

毎日使う場所だからこそ!プロが教えるキッチン収納基本の「き」

2016年11月25日 11時45分 (2016年11月28日 08時38分 更新)
あなたが毎日立つキッチンは、使いやすく整理されていますか?
キッチンは食事に使う食器や調理に使う鍋・調味料など、置いておくべきものの種類が多く、さらに大きさや重さの異なるものばかりで、意外と配置が難しい場所です。
そして一度配置を決めてしまうとそこから動かすことは少なく、特に使い勝手など考えなくなってしまいがちに。しかしこの使い勝手の良し悪しで手間と時間が短縮できるとしたら、忙しいママにとっては朗報と言えるのではないでしょうか?
そこで今回は整理収納アドバイザーである株式会社大塚家具の椎名美子さんに、“使い勝手の良いキッチン収納の仕方”をお伺いしてきましたのでご紹介します。

■1:出し入れしやすい収納の順番を知る
当然のことながら、よく使うものは出し入れのしやすい場所に置いておきたいところ。まず覚えておきたいのは、1番出し入れしやすいのが中段(腰の高さ)、次に下段(足元の高さ)、続いて上段(頭の位置)ということです。
また、食器は使う頻度によって配置を考えるのがベストですが、注意すべきは“重たい食器”です。使用頻度が低いからと上段に置いてしまうと、取り出す際に危険が伴います。食器に限らず、重たいものは下段に収納するほうがいいでしょう。
なお、収納している食器の下に“滑り止めシート”を引いておくと、地震が起こった際に食器の飛散防止に一役買ってくれます。

■2:同じ種類の食器は縦一列に置く
「食器はすべて一点もの」といった方は少なく、おそらく多くの方が同じ食器を複数持っていることかと思います。
例えば高さの低いグラスを2つ、高さのあるグラスを2つ、上段の棚に収納する場合、高さのあるグラス2つを奥に置き、その前に低いグラスを2つ置いてしまうと、高いグラスを出したいときに低いグラスを一度だす必然性が生じます。
片付ける際も同様で、一度低いグラスをまた出して、高いグラスをしまわなければならなくなり、面倒です。そして面倒な結果、どこかに“仮置き”してしまって、片付けができていない状態を作ってしまいます。
キッチン収納に限らず、収納における大原則は“アクションの回数が最小限であること”です。
グラスの例だと、高いグラスを出すアクションは(1)低いグラスをとる(2)高いグラスをとる(3)低いグラスをしまうの3回。
同様にしまう際も(4)低いグラスをとる(5)高いグラスをしまう(6)低いグラスをしまう、と高いグラスの出し入れになんと合計6回ものアクションが必要になります。
しかしグラスの配置を“縦一列”にして、棚の手前と奥に低いグラス2つを、その隣に高いグラス2つを同じように置くと、高いグラスをだすアクションは(1)高いグラスをだす、しまう際は(2)高いガラスをしまう、の合計2回のアクションで済んでしまいます。
当たり前のように感じることですが、普段の生活の中で“必要なものを取り出す際に、前にあるものを一度だす”というアクションをしていないか考えてみてください。意外とあるはずです。
このアクションがない方は収納上手だと言えますよ!

■3:収納は8割を目安に行う
キッチン収納棚に食器をパンパンに詰め込んではいませんか?
食器の強度に問題がなければ食器の重ね置きをすることは構いませんが、その積み重ねで棚がいっぱいになっていると取り出しにくいですよね。
収納する食器の量は容量の8割を目安に行うのが望ましいとされています。その理由の一つが前述した取り出しやすさ、もう一つが“突発的な収納”のためです。突発的な収納とは、思いがけずいただいた贈り物などで、収納物が増えたときに対応するために空けておくスペースです。
見栄えの良さも大切ですが、収納はなにより“実用性”。普段使いに加えて物が増えたときにも対応できる余裕があることが“いい収納”といえるのです。

いかがでしたか? ちょっとした手間がストレスになることもありますよね。収納が少し変化をもつだけでも使い勝手がよくなり、家事も効率よくまわります。
もうすぐ大掃除の季節です。キッチンをピカピカにすると同時に、収納を見直してみて、ストレスのないキッチンに整えたいですね!
(ライター 沖田かへ)

【取材協力】
※ 椎名美子・・・株式会社大塚家具銀座本店シニアアドバイザー。2005年に大塚家具入社。整理収納アドバイザー2級、スリープアドバイザー。お客様の悩みに耳を傾け、インテリアスタイリングをサポートしている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品