“スポーツ界において稀にみる最悪なデザイン”。このように伝えられているのが、南米コロンビアを代表する女子競輪選手たちの新ユニフォームである。
どうしても股間に目が行ってしまうと話題になっている。

このほどイタリアに遠征し、新ユニフォームで競技イベントに臨んだ南米コロンビア代表の女子競輪チーム。フォトセッションでは6名が仲良く横に並んだが、腹部から鼠径部にかけて肌を露出しているようにも見えるそのデザインに、本人たちはどういった印象を持っているのであろうか。

鮮やかな発色のユニフォームが幅を利かせている昨今のスポーツ界において、珍しくも地味なことに、彼女たちの体の中心に大きく配置されたカラーは“肌色”。その股間に生じる陰影は、少し離れたところから見ると陰毛のようにも見える。この写真を紹介した世界のメディアには“なんとセクシーな”、“女性解放運動の一環か”といったコメントが相次いだ。
ユニフォームのデザイナーはまだわかっていない。

舞台芸術、音楽コンサートなどと同様に、スポーツもはるか彼方から観戦している人々が大勢いる。その人たちに妙な誤解を与えるようなユニフォームの着用は、やはり避けた方が無難であろう。2010年の全仏オープンテニスでは、ビーナス・ウィリアムズ選手が褐色の肌とほぼ同じ色のごく薄手のアンダースコートを着用したため、「まさかノーパンか」と誰もが試合に集中できなくなってしまったと報じられたものである。

※ 画像はnews.com.auのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)