コロンビア北西部で先ほど起きた飛行機墜落事故について、ブラジルのサッカークラブ「シャペコエンセ」の選手らが乗っていたことが判明し、ファンや関係者の間に衝撃が走っている。墜落の原因について、なんと燃料切れの可能性が出てきたもようだ。


コロンビアで現地の29日未明、乗客72名、乗員9名の計81名を乗せてメデジン近郊の山間部に墜落したのは、ボリビア・サンタクルスのビルビル国際空港を発ち、コロンビアのホセ・マリア・コルドバ国際空港(メデジン)に向かっていた「ラミア・ボリビア航空(Lamia Airlines)」のチャーター機。レーダーから消えたため不時着か墜落かと情報が錯そうしていたが、CP2933という機体番号の照合により残念ながら墜落が確認された。

同機には南米サッカーの国際大会である『コパ・スダメリカーナ2016』で決勝進出を決め、30日に「アトレティコ・ナシオナル」と戦うために彼らの本拠地であるメデジンに向かっていたブラジル・サンタカタリーナ州の「アソシアソン・シャペコエンセ・ジ・フチボウ 通称:シャペコエンセ」のメンバーらが乗っていた。

『AFP通信』には6名の生存者が、また地元ラジオ局の『360 Colombia』には6~10名の生存者がおり、救助されたとの情報が入ったようだが氏名など詳細は明らかになっていない。30日の決勝戦で対戦を予定していた「アトレティコ・ナシオナル」は、事故のニュースに「あまりにも気の毒、残念でなりません」とTwitterで哀悼の意を表している。

なお事故の原因については事故調査委員会の結論を待つことになるが、欧米の多くのメディアが“due to lack of fuel(燃料切れによるもの)”と報じている。


出典:http://www.telegraph.co.uk http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)