30年以上未亡人として暮らし、現在介護施設に住む98歳のおばあちゃんには「ストリップ劇場で男性ストリッパーのショーを見たい」というちょっぴりエッチな願望があった。このほど介護施設スタッフらがおばあちゃんの長年の夢を叶えるべく資金を集め、ストリップ劇場へ連れて行った。
英『The Sun』や『Express.co.uk』など複数メディアが伝えている。

英エセックス州コルチェスターにある老人介護施設「The Haven Residential home」のマネージャーであるライアン・モーニングさんは、入居しているお年寄り一人一人に「一番したいこと、叶えたい夢はなんですか」と聞いて回った。

その時、98歳になるベティ・ライトさんは「ストリッパーが見たいわ」と答え、ライアンさんを驚かせた。予想外の回答に一瞬ショックを受け、何と言っていいのか迷ったライアンさんだったが「それならば、是非その夢を叶えましょう」とベティさんのためにスタッフらと協力し合い資金を集めた。

ライアンさんがベティさんの家族に話したところ、家族はかなり面白がって同意してくれたという。家族の確認も取れたところで、ライアンさんはベティさんのためにストリップ観劇の予約をした。
実はこの予約は今から半年前に一度されたのだが、ベティさんは腰の骨を折ってしまったために夢の実現が6か月遅れてしまった。

しかしついに6月21日の夜、ベティさんは娘のテリーさんと副マネージャーのタニア・ジョーンズさんと一緒にコルチェスターのチャーター・ホールへ出向き、近隣施設の同年代の友人とともに2時間ほどのストリップショーを楽しんだ。

ライアンさんによるとベティさんは軽度の認知症を患っているそうだが、肉体美を披露する男性ストリッパーたちのパフォーマンスを目の前で見た時には、頭はしっかりと冴えていたようだ。

「ショーを楽しんだ後、ベティさんはすぐに私に電話でその喜びと感謝の気持ちを伝えてくれました。ベティさんはちょっぴりエッチな老婦人だから、ストリップショーをことのほか気に入っていたようです。私たちも彼女の願いを叶えてあげることができて良かったと思っています。
あの夜、タニアさんがストリッパーたちにステージに担ぎ上げられたのですが、ベティさんはそのことを『一番のハイライトだった』ととても喜んでいました」とライアンさんは話している。

画像は『The Haven Residential home 2017年6月22日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)