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「刑務所に送って」22歳ホームレス、判事に悲しすぎるお願い(英)

2017年10月3日 21時00分 (2017年10月8日 16時21分 更新)

「刑務所に送って欲しい」と訴えたホームレスの男(画像は『Gazette Live 2017年10月1日付「The ‘sad case’ of Bradley Grimes: ‘At least in prison he will be warm and fed on his birthday’」』のスクリーンショット)

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イギリスではホームレス人口が年々増加しているが、このほど裁判所で22歳のホームレスが判事に悲しい訴えをし世間の注目を集めている。『Gazette Live』や『Mirror』などが伝えた。

自閉症を患い、7歳の頃から16年間施設で生活してきたブラッドリー・グリムズはここ半年ほどの間、ミドルズブラのタウンセンターにある店先などでホームレス生活をしていた。そんな彼はナイフを所持してうろつくなどの反社会的行為を繰り返していたことにより、4か月間の執行猶予付き判決が言い渡されていた。

しかし仕事もないブラッドリーが保護観察中にホームレス生活から抜け出せるはずもなく荒れた行為により再び逮捕となったのだが、裁判が行われる予定だったティーズサイド刑事法院に1日早く現れた。そして判事に「10月2日は自分の23歳の誕生日なので、どうか刑務所に送って欲しい。そうすれば少なくとも屋根がある場所で温かい食事を与えられるから」と懇願したのである。

9月29日、裁判所ではブラッドリーが自閉症に加え脳腫瘍を患っていることが伝えられた。サイモン・ボーン=アートン判事は「短い刑期を与えただけだと、被告は再び路上生活に戻るだろう」と被告の将来を懸念し、判決を10月9日まで延期した。

裁判所と連絡調整をする保護観察官は「彼を救えるようベストを尽くしているが、本人がそれを受け入れるかどうかはわからない」と述べ、ブラッドリーのことをよく知るソーシャルワーカーは「これは悲しいケースではありますが、解決は容易ではありません」と話している。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 13

  • 匿名さん 通報

    哀しいです。 社会というのは排他するために有るのではなく、出来るだけ助け合うために存在するのでは?

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  • 匿名さん 通報

    民主主義では共産圏と資本主義の折衷の共生社会という概念もあるけど・・・。民主主義社会は資本主義も採用することが多いので、資本主義の強者である富裕層には共生社会は否定されがちだね

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  • 匿名さん 通報

    一芸で生きられるような時代じゃないだろ。

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  • 匿名さん 通報

    アインシュタインは数学以外まるでダメな子供だったと聞く。この人は施設生活で1つでも才能を伸ばす事が出来たのなら現状が少しは変わっていたかも知れない。

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  • 匿名さん 通報

    刑務所を施設代わりに利用する人口は増えてます。

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