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謝意広告が掲載されなくても、民間レベルの"善意"が続く日本と台湾

2011年4月27日 11時45分 (2011年5月31日 15時51分 更新)

台湾のヤフーで紹介された、H.I.S.の広告

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 東日本大震災で未曾有の被害を受けた日本を少しでも助けたいと、震災直後から義援・支援活動を続けている台湾。台湾の王金平立法院長(国会議長)は20日に義援金が142億円を超えたと発表しており、その額は今も増え続けている。

 日本政府は、震災から1カ月経った4月11日に、海外6カ国7紙の新聞に「震災支援を感謝する」広告を掲載したが、多額の義援金を集めた台湾の新聞には掲載されなかった。このことを受けて、日本人女性がTwitterで「謝謝台湾計画」を立ち上げ、その経緯は台湾でも報道されている。

 「台湾の2ちゃんねる」とも言われる掲示板「PTT」などでは、少し前から「2ちゃんねる」に書かれた台湾への感謝の声などが紹介され、「感謝してほしくてやっているわけではない。でも実際にこういう書き込みを見ると、うれしくなる」「自分はお金がない学生だから、50元しか出せなかった。ありがとうと言われる資格はないけれど、とてもうれしい」と、ユーザーたちが書き込んでいた。

 有志がお金を出し合い、台湾の大手新聞に日本人からの感謝広告を掲載しようという「謝謝台湾計画」に対しても、「PTT」ユーザーたちからは、「うわべだけでなく、政治的な意図もない、真の感謝だ。日本人と台湾人の真の友情が生まれた」と称賛する声が多く上がっている。

 日本政府は「菅直人総理が台湾の総統に向けて感謝を表明した」と説明しているが、台湾政府も「菅直人首相と日本交流協会(領事館・大使館にあたる)の今井正代表から、馬英九総統、呉敦義行政院長、外交部長あてに、心のこもった感謝状が贈られた」と発表し、もう十分に謝意は示してもらったと伝えた。

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