昨年1月に、1年半のがん闘病を経て帰らぬ人となった英ミュージシャンのデヴィッド・ボウイ(享年69)。死去からすでに1年以上、今もなお音楽業界に大きな影響を与え大勢のファンに愛される彼だが、遺作となったアルバムがグラミー賞授賞式で栄えある賞を獲得した。


現地時間12日開催の第59回グラミー賞授賞式で、故デヴィッド・ボウイのアルバム『Blackstar』に「Best Alternative Music Album(最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム )」が与えられた。イギー・ポップやレディオヘッドらをおさえての受賞となり、関係者や遺族もさぞ喜んだに違いない。このほかにもデヴィッドは複数の賞を獲得しており、ファンは改めてその偉大さを思い知らされている。

ちなみに同アルバムはデヴィッドの死の数日前にリリースされ、海外での評価も非常に高かった。病名は知りつつも死の数か月前まで「がん末期」とは知らなかったデヴィッドだが、それでも周囲にはメールでそれとなくお礼の言葉を送るなどし、本人は最後まで関係者を気遣いながらミュージシャンとしての生き方を貫いた。

そんな彼の音楽やファッションは常に斬新で、多くのファンや後輩たちに多大なる影響を与え続けた。
なかでもレディー・ガガは彼の生き方に憧れ崇拝していたといい、デヴィッドの死後には彼の顔をタトゥーにして体に彫り入れている。



出典:https://www.instagram.com/davidbowie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)