かつて「デスティニーズ・チャイルド」メンバーとしてビヨンセらと活躍したミシェル・ウィリアムズ。その人気が絶頂だった頃、華々しい活躍をする一方でミシェルは「鬱に苦しんだ」「しまいには死を望むようになっていた」と明かした。


このほどミシェル・ウィリアムズ(37)がテレビ番組『The Talk』に登場、「デスティニーズ・チャイルド」の人気が絶頂期には「酷い鬱に悩んでいた」と明かし、当時をこう振り返った。

「30代の半ばになるまで、自分に何が起きているのか分からなかった。」
「こう思っていたの。(思春期には)自分が成長期だから情緒不安定になっているんだって。」
「13歳から15歳の間にも苦しんだけれど、何なのか見当もつかなかった。」

また当時グループのマネージャーだったビヨンセの父も、彼女の悩みを全く理解できなかったという。

「マネージャーに告白したら、こう言われたの。『何億円も手に入る契約にサインしたんだ。もうすぐツアーにも出るのに、何を悩む必要があるんだ?』って。
だから『もしかしたら疲れているのかも』って自分でも考えてしまったの。」

「稼がなきゃ」「頑張らないと」「こんな気分に浸ってる場合じゃない」―そう考えたミシェルは仕事を続行、その結果「自殺したい」という願望が芽生えたうえ「グループを脱退したい」とさえ思うようになったそうだ。

しかし幸いなことに、現在は以前に比べずっと調子が良いのだそう。最近同じく鬱について語った歌手デミ・ロヴァートを称賛し、こう続けた。

「鬱は怠け者の病気じゃない。自傷したからって、注目を集めたいわけじゃないし、全く別物なの。」

また鬱を告白するセレブが増えており、デミ、ミシェルのほか、レディー・ガガ俳優ジョン・ハム女優アシュレイ・ジャッド俳優オーウェン・ウィルソンらも鬱に悩んだとのこと。オーウェンにいたっては自殺を試みたことがあると報じられた。


画像は『Michelle Williams 2017年9月15日付Instagram「If your past calls you, don't answer.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)