ロサンゼルスで現地の19日午前3時頃、歌手マライア・キャリーが所有する邸宅に何者かが忍び込み、現金ほか約5万ドル相当が盗まれたという。警察は「上層階の窓やドアから侵入したもようだ。裏庭でそれに使ったとみられるはしごが発見された。当時、その家には誰もいなかった」と発表している。
気になるのはセキュリティシステムにスタッフが気付かなかったことだが、最近はサイレントアラームが主流で侵入者にはアラーム音が全く聞こえないものの当局には侵入を伝えるシグナルが送られる。今回はサイレントアラームが作動したにもかかわらず、セキュリティスタッフは朝の6~7時ころまでそれに気付かなかったという。以前からお伝えしているが、ロサンゼルスの超高級住宅街ではひんぱんに窃盗事件が発生しており、SNSでリアルタイムの居場所を知らせてしまうこともあって、やはりハリウッドセレブは狙われやすいという。
今年もヒラリー・ダフ、アラニス・モリセット、デヴィッド・スペード、スコット・ディシック、ジェイソン・デルーロ宅などから被害が報告されている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)