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仏 セックスレス原因で離婚の妻「105万円慰謝料」裁判勝利

2011年12月13日 16時00分 (2011年12月13日 16時33分 更新)

日本の既婚男性たちが青ざめる“事件”が、フランスで起きた。

裁判所が、数年間セックスレスだった末に離婚した男性に対し、「性交渉が少なすぎた」と訴えた元妻側へ、1万ユーロ(約105万円)の慰謝料を支払うよう命じたのだ。11月29日発行の判例集によると、判決があったのは今年5月。夫婦はともに51歳で、25年前に結婚。2人の子供をもうけたが、2009年1月に離婚し、今回の訴訟に発展した。

判決文は、「婚姻関係にある男女にとって性的関係は相互の愛情表現であり、婚姻から生じる義務の一部でもあり、そうした意味から妻の主張は正当だ」と述べ、元妻が被った結婚生活の苦痛への賠償を認めた。一方、元夫側は体調不良と過労が原因だと主張したが、「妻と性的関係を持てないほどの健康問題は認められない」と斥けられている。

この判決はフランスで大きな波紋を呼んだ。日本ではNHK朝の情報番組『あさイチ』で特集が組まれるほど社会問題化しているセックスレスだが、恋愛大国フランスにもその陰が忍び寄っているということか。

在仏の日本人ジャーナリストの見解はこうだ。

「むしろ逆ですよ。フランスでは60歳以上の熟年夫婦でも週1回程度のセックスが平均で、セックスレスの夫婦など例外中の例外です。特に女性は『40歳を超えてからが魅力的』とされていますから、この妻が不満を持つのは当然。その上で、賠償はさすがにどうかとか、単なるカネ目当てじゃないかとか、さまざまな議論を呼んだのです」

※週刊ポスト2011年12月23日号

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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