ツイッターで絶対につぶやいてはいけない一言

2012年2月5日 11時00分
アメリカへの旅行者が強制送還
1月末、イギリスからの旅行者(男女2名)が入国管理局にアメリカへの入国を拒否され、強制送還されるという事件が起きた。その理由は、驚いたことに「ツイッターでのつぶやき」だった。

(Photo:Twitter By west.m)
ツイッターで絶対につぶやいてはいけない一言とは
多くの人が、“bomb”(爆弾)や “explosion”(爆発)といった特定の言葉を空港で使うと、セキュリティーにいらぬ疑念をもたせることは承知しているだろう。しかし、これからはツイッターやフェイスブックといったソーシャルネットワークでの発言にも気をつけなくてはならない。

アメリカへの旅行を予定していたイギリス人の男性は、出発前に“free this week for a quick gossip/prep before I go and destroy America? x”(俺がアメリカを「破壊」しに行く前に、誰か今週空いてたら遊ぼう)とツイートした。

この“destroy America”の部分が問題となりセキュリティーに事前に通知され、カップルはロサンゼルスの空港で入国を拒否されて、長時間の取り調べを受けるはめになったのだ。

イギリスでは別の意味をもつ“destroy”
“destroy”は直訳すると「破壊する」という意味になるが、実はイギリスではスラングで、「パーティをする」や「楽しむ」といった意味で使われることがある。

なるほど、今回もそのような意味であったのなら、上記のツイート訳もしっくりくる(俺がアメリカに行って「楽しむ」前に、誰か今週空いてたら遊ぼう)。

しかしながら、こうした説明に入国管理局が耳を貸すことはなく、イギリス人カップルは12時間も拘束されたあげく強制送還となった。

表現の自由に対する疑問
今回の事件で、アメリカにはツイッターやフェイスブックといったソーシャル・メディアを24時間監視するシステムがあることが公になったが、システムの詳細については明らかにされていない。

この“検閲”行為は表現の自由に反するものだとして、各地で反発の声があがっている。

                   編集部 鈴木真美

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