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「冷静に、理性的に」在日中国人のアパホテル抗議デモ

2017年2月6日 15時04分 (2017年2月9日 12時18分 更新)
<2月5日、在日中国人たちが東京・新宿でアパホテルに抗議するデモを行った。警官隊が取り囲み、保守系団体などが拡声器を使って周りから抗議の声を浴びせるなか、デモは静かに行われた>

2017年2月5日、東京都新宿区で在日中国人による抗議デモが行われた。元谷外志雄アパグループ代表が執筆した、南京大虐殺否定などの内容が含まれた書籍がアパホテルの客室に置かれていた問題について抗議することが目的だ。

1月15日に書籍について取り上げた動画が中国の動画サイトに投稿され、一気に拡散した。5日現在、動画の再生回数は1億3000万回を突破している。中国外交部報道官が言及するなど事態が拡大するなか、1月時点から一部の在日中国人の間でデモの実行に向けて準備が進められてきたという。この記事ではデモの現場で見た光景をお伝えしたい。

デモ開始時間の約30分前、私は小雨の降る新宿中央公園水の広場に到着した。すでに大勢の機動隊員が集まり、警備の準備を整えている。150人もの警官が動員されたと聞いている。一方でデモ参加者は広場の片隅にちらほらと小さく固まっている。主催者発表では300人が参加したというが、整列した数を数えたところ午後2時の時点では50人程度しかいなかった。

CCTV、新華社、東方衛視など多くの中国メディアが集まっていたほか日本メディアもいたため、デモ隊よりも取材陣のほうが多いような状況だった。デモ行進中、近くにいた歩行者が「なぜ警官がデモをしているの?」と驚いていたのが印象的だった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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