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「冷静と情熱のあいだ」公開初日舞台挨拶
東京・有楽町 日劇東宝
11月10日(土)

11月10日 公開初日舞台挨拶
(左から)篠原涼子さん、ケリー・チャンさん、竹野内 豊さん、ユースケ・サンタマリアさん

司会者:なんと昨日の夜から300人以上の方が徹夜で並ばれ、江國香織さん、辻仁成さんの原作が300万部を越えた大ベストセラーとなり、ENYAさんのテーマ曲集が映画の公開前に70万枚突破と一種の社会現象になっています。
司会者:まず、竹野内さんからご挨拶をお願いします。

竹野内 豊さん:みなさん、おはようございます。
徹夜をしてまで並んで見にきてくださった方が大勢いると聞きました。ありがとうございました。
(映画は)いかがでしたでしょうか?
これからも皆さんの心に残る作品に出演していきたいと思っています。応援よろしくお願いします。

司会者:今日は、日本での初日なんですけれども15日からはケリーさんの出身地、香港でも公開されるということなんですが、ケリーさんとの共演はいかがでしたか?

竹野内 豊さん:とにかく彼女は集中力のある女優さんで切替えがすごく早いんですよ。だから、一緒に共演してすごく仕事しやすかったです。でも、今回は日本の映画だったので、彼女は言葉の問題とかいろいろ大変だったと思います。

司会者:それでは、ケリー・チャンさんお願いします。

ケリ−・チャンさん:みなさん、おはようございます。
今日は雨降りますけど、皆さん来る、とてもうれしい。
And I hope everyone will like this movie.

司会者:ケリーさんは竹野内さんと共演されていかがでしたか?

ケリ−・チャンさん:竹野内さんは、とても紳士的。
例えば、寒い現場の時、竹野内さんも寒いのにヒーターをケリーに当ててくれました。

司会者:続きまして、ユースケ・サンタマリアさんです。

ユースケ・サンタマリアさん:どうもありがとう。今日は、ほんと徹夜してまでこの小雨降りすぼる中、冬の匂いのする寒い中、徹夜してまで見てくれた方。昨日その知らせを夜、関係者から聞いて、是非ともユースケ特製コーンポタージュをふるまいたいと思って、家でコーンポタージュをつくって、ポットにつめてる時にうちのお袋から電話があって、ちょっと一身上の都合でコーンポタージュを届けることはできなかったんですけど、みなさんありがとうございました。
皆さん今見終わってどんな気分かというのは分りませんが、おそらく非常にいい気分になっているかと思います。
僕も一原作者として。辻さんがブルー、江國さんがレッド、僕が書いたのはブラックというのがあるんですけど。発売中止になったので知らない方が多いのもしょうがないんですけどね。それは崇が主体の話なんですが、なんとか発売できるように頑張っていきたいと思います。ありがとう。絶対出ることはないと思いますけどね。(ユースケさんのジョークです。)

司会者:ユースケさん、映画の話をうかがってもいいですか?

ユースケ・サンタマリアさん:最高の映画です。皆さん見たから分ると思うんです。だからあえて僕は言わなかったんです。
前の方なんかハンケチ握り締めて、鼻水ダラダラキラキラ光ってるし、泣いたんだな。
僕なんか崇と同じ30くらいですけど、20歳のころ思い出したりしてね。あのころ付き合ってたアイツはいまごろどうしてんのかな、とか思ったんで、みなさんもそう思ったり、思わなかったりしてると思います。

司会者:実はこの映画の中でかぎを握る重要な役割だったんですよね。

ユースケ・サンタマリアさん:キーマンですよ。僕がいることによって物語が。ね、ケリー。

ケリ−・チャンさん:ね。

ユースケ・サンタマリアさん:僕が順正にいろんな事を教えてしまったり、いわなきゃいいことを言ってしまったりすることによって話が進んでいく。
自他ともに認めるキーマンとして、いい味が出てたと思いますよ。 ね!(客席に向かって)

司会者:続きまして、順正の恋人芽美を演じられました篠原涼子さんです。

篠原 涼子さん:みなさん、雨の中ご苦労様でした。
今回は、私の中で映画は何度かやった経験はあるんですが、その中で一番自分の中で胸を張って自慢できる作品に出演できたことがすごくうれしかったなと思ってて。皆さん見ていただいたみたいですけど、どうでしたでしょうか。
(大きな拍手に)ありがとうございます。
中江さんもすごく素晴らしい方なのでこれからもよろしくお願いします。

司会者:篠原さん、実際に映画をご覧になってどんな感想をお持ちになりましたか?

篠原 涼子さん:すごく単純に泣いちゃいました。泣ける映画だと思います。
あと、竹野内さんがすごくかっこよかった、です。

司会者:続きまして、監督を務められました中江功監督です。

中江功監督:声援のない拍手だけありがとうございます。(笑)
今まで試写とかで何回か挨拶させていただいたんですけど、今日は映画をご覧いただいた後なので、初日ですし、ちょっとだけお話しますと、去年の10月末にイタリアにロケハンに行きまして映画が動き始めたんですが、今年の3月6日に「君とはじめた見た映画」というのが一番最初のカットでした。そのあと、美術館にはじめて行くシーンが初日で、それがクランクインでした。
3月28日に高梨と順正のジョバンナの葬式の後の橋の上のシーンがイタリアの初日でした。
最後5月1日2日に芽実と順正のトラットリアのシーンを撮ってクランクアップしました。
ちょうど4月の半ばにミラノに行って最後の駅のシーンを撮ったんですけども、あのミラノの最後の竹野内くんの笑顔が撮れた時に、途中いろいろあったんですけども、この映画はうまくいくんではないかと思いました。僕は竹野内くんとはテレビでも一緒にやってるんですけども、なかなか見られない最後の歩き出す直前の顔は抜群の顔だと思いますし、あの笑顔でこの映画は締まったという感じがしました。

司会者:監督、初日にこれだけたくさんのお客さんがいらっしゃってどうですか?

中江功監督:昨日の夜10時くらいに原作の角川書店の角川社長と二人で実は見に来たんです。
並ばれていた一番前の方に何時に来たんですか、と聞いたんですけれども今後の駆け引きがあるんで教えられませんと言われたんですけれど、たぶん昨日の朝に来られたんじゃないかと思いますけど、そんな早くから雨の中待っていただいて、こんなに前の日に集まるかなと思ってたんですが、ほんとに集まっていただいていらっしゃるのを見たときはほんとに感無量でした。

司会者:最後に竹野内さんにもう一度一言いただきたいと思います。

竹野内 豊さん:ほんとにこんなにたくさんのお客さんたちに来ていただいて、そして今日、初日を無事迎えることができてとてもうれしいです。今後も日本映画がますます活気が出るように願っています。本日はほんとにみなさんありがとうございました。



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