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冷静と情熱のあいだ・原作
冷静と情熱のあいだ Rosso(ロッソ)
単行本 (1999/09/01) 角川書店
定価(税別)¥1,400

冷静と情熱のあいだ Blu(ブリュ)
単行本 (1999/09/01) 角川書店
定価(税別)¥1,400

江國 香織 えくに・かおり 辻 仁成 つじ・ひとなり
江國 香織 物語というものは、時間と場所、そして登場人物が作ります。映像には、文字とは違い、空間と時間を表現することができます。私が、映画化に際して楽しみにしているのはその点です。空気の濃いものができればな、と思います。ケリー・チャンさんは意思の強そうな方ですので、“あおい”に通じるものを感じます。また、原作での“あおい”は、ずっと日本に住んでいたわけではありませんし、日本語のほかに英語とイタリア語が話せる設定になっています。そのような背景は、彼女の心のありように何らかの形で作用していると思います。インターナショナルなケリーさんに、“あおい”を演じていただけることになってよかったと思っています。そのため、映画に関しては、すべて監督さんにお任せします。

辻仁成 小説の『冷静と情熱のあいだ』の企画は、江國さんとお茶を飲みながら『一緒に何かやろうよ』という話になったことから始まりました。このタイトルも、何気ない話をしている間に江國さんがもらした『恋とか愛って、冷静と情熱の間のようなものだよね』という一言から取りました。すごく自然に、涌き出る泉のように生まれた作品です。
2人の作家が1つの話を書くというのは、世界的にみても珍しいことですし、日本では初めてのことではないでしょうか。映像になったとき、どのような場所にこだわり、舞台となるミラノやフィレンツェをどのように切り取るのか、今からとても楽しみにしています。竹野内さんは存在感と透明感がある俳優なので、出演を嬉しく思っています。また、“あおい”を誰が演じるのかを心配に思っていましたが、ケリー・チャンさんに決まって、個人的にとてもよかった。お2人にはすばらしい演技を期待します。
映画の『冷静と情熱のあいだ』は、原作とは違うものです。いちファンとして、楽しみにしています。



コピーライト/フジテレビ・角川書店・東宝

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