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低カロリーの健康食として医学界も注目、“菌食”の王様とは?

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“菌食”の王様「きのこ」の優れたパワーとは?
味噌、納豆、漬物、チーズ、ヨーグルト……漠然と並んだこれらの食べ物に、共通点があることがわかるだろうか。健康に良い食べ物? 確かにその通り。だが、さらに言えば、これらはすべて発酵した食べ物であり、“菌”の力を借りて作られたものである。

最近、健康の専門家たちの間で、“菌食”が話題の的になっている。“菌食”とは、菌を食べること。健康な毎日を送るためには、病気に負けない体づくりが基本だが、菌類が人間の体の免疫力を高めてくれると、期待されている。そこで、動物、植物に続く第三の生物群として、「菌類」を食べることの重要性が提唱されるようになってきたのだ。

でも、菌を食べるなんて、ちょっと気持ちが悪い……そんな言葉が聞こえてきそうだが、菌をおいしく食べる簡単な方法がある。

それは、きのこ。

きのこは、野菜コーナーに並んではいるが、れっきとした第三の生物群「菌類」に分類されている。しかも、“菌そのものだけを食べられる”希少なもの。いわば、“菌食”の王様である。

免疫力を高めて病気に負けない体をつくってくれることに加えて、きのこには、さまざまな健康機能がある。何よりもまずうれしいのは、低カロリーだということ。焼肉や揚げ物などカロリーの気になるスタミナメニューだって、きのこを加えることで、ボリュームアップしながらカロリーダウンができる。しかも食物繊維が豊富だから、食べ応えがある上、体内に入った後も水分を含んでふくらみ、満腹感を与えてくれる。美味しく食べながら、同時に、食べすぎ防止に働きかけてくれているのだ。ビタミンB群やビタミンD、ミネラルもたっぷり含んでいる。

さらに、こんな研究結果もある。医学界でも、きのこの薬理効果が発表され、安全で低カロリーの健康食品として注目を集めているのだが、その一例がこれ。信州大学では、「エリンギの肝障害予防効果」(2000年11月1日発表)、「エリンギの便秘改善効果」(2002年5月23日発表)を報告し、また、静岡県立大学薬学部では、「白色ブナシメジ(ブナピー)の動脈硬化に対する作用について」(2004年11月1日)という研究結果が報告されている。実験・研究の結果からは、白色ブナシメジに高い動脈硬化抑制作用が認められたというのだ。


血清中総コレステロール値 白色ブナシメジで濃度が低下することがわかる



動脈硬化抑制作用の多種キノコとの比較


ストレスやアルコール、運動不足など、ビジネスパーソンは、常に動脈硬化の危険と背中合わせ。ストレス解消する時間も運動する時間も取れないなら、せめて、きのこをたっぷり食べよう。おいしくモリモリ食べてるうちに、動脈硬化だけでなく、ストレスも吹き飛ばすことができるのではないだろうか。

参考:
ホクト株式会社
白色ブナシメジ(ブナピー)の動脈硬化に対する作用について

(佐々木 雅代)
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