新しいステンレスのスタイルを提案する「SUS」

2008年4月16日 11:00
 東京・原宿のキラー通りに、美しいスペースがオープンした。その名は「SUS」。“Stainless Used Steel”の略号で、ステンレスという意味と、“Sustainable(持続可能な)”という二つの意味を持つ。

Photo:MASAYUKI HAYASHI

 この空間を手がける発端となったのは、新潟県燕市にあるステンレスメーカー、恒成株式会社。ステンレス鋼材の加工販売会社として発展し、高いステンレス加工技術を持っているが、やはり近年の安い海外製品の普及により新しい道を模索していた。

 一方、limbgreen(リムグリーン)は、インテリアクリエイターの福田晶子と、ガーデンデザイナーの塚田有一、プロデューサーの塚田里香によるユニット。「排水」をテーマにした画期的なインドアグリーンファニチャーを提案し、植物と人とのかかわりをテーマに創作活動を行っている。

 「SUS」は、高い技術を持つステンレスメーカーと、斬新な発想のクリエイターが、プロデューサーの海野裕氏による「縁」で結ばれ、生まれたプロジェクトである。SUSは、ステンレスを用いたオリジナルプロダクトと、limbgreenが提案する花器やプロダクトの展示。そして、SUSディレクターによるワークショップや作品展示などを行うギャラリー機能の3つの側面を持つ。

 「ステンレスというと自然とかけ離れていると感じるかもしれませんが、私たちは、まずステンレスという素材の可能性にまずは魅力を感じました。非常に丈夫で清潔、錆びにくく劣化しにくいので、長持ちする。植物を扱うのに、最適な素材なのです。また、見た目の美しさや高級感も素晴らしい。そんなステンレスのメリットをいかして、植物や自然と溶け合う、あたたかみのあるプロダクトを提案していきます。」(ディレクター・塚田里香さん)

 「shallows[瀬(凹se)]」という名のガーデンテーブル。limbgreenが提唱しているアウトドアでも使える家具のシリーズの新作だ。テーブルトップには、ほんの少しだけ勾配がついており、雨は真ん中に設けられた瀬を伝って、滝口へと落ちる仕組み。滝口へプランターやジョウロなどを置いておけば、そのまま雨水が利用できる。


shallows [瀬(凹se)]

【ガーデンテーブル】
 ¥360,000 W1400×D820×H720
 ステンレス オービタル仕上げ+ステンレスパイプ 塗装仕上げ

【ガーデンベンチ】
 ¥200,000 W1300×D400×H450
 ステンレスパイプ 塗装仕上げ+国産杉材


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