マーク・ニューソン×ジャガー・ルクルト夢のコラボ

2008年5月12日 15:35
 スイスの高級時計メーカー、ジャガー・ルクルトは、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソンとのコラボレーションによるラグジュアリーなクロックを発表した。クリスタルの置時計「アトモス」である。
バカラ社製クリスタルガラスケース、半永久機械式キャリバー561搭載、ケースサイズ276×250×163mm、888個限定、10月発売予定  ¥2,520,000


 今年80周年を迎えた「アトモス」の記念モデルとして、今年4月に開催された“ジュネーブサロン”ことSIHH(Salon International de la Haute Horlogerie)にてお披露目されたものだ。デザイナーのマーク・ニューソンは、携帯電話から椅子、航空機のインテリアまで、数々のプロダクトデザインを手がけている。

 「アトモス」の第一号が誕生したのは1928年。ジャン・レオン・ルターによって発明された置時計は、温度のわずかな変化をエネルギーに変えて動き続けるというもの。
オリジナルモデルの「アトモス・クラシック・トランスパラント」


 通常の機械式時計がリュウズの巻き上げや振り子の回転によって動力を得るのに対して、この時計は空気の温度差によって動力を得るため、「永久に動き続ける時計」として人々から絶賛されてきた。半世紀以上にわたり、スイス連邦の公式ギフトにも採用されてきた歴史を持つ。

 非常にクラシカルでありながら、モダン。マーク・ニューソンは伝統的な技術を生かして、未来感覚の新作をデザインした。透明なクリスタルガラスケースに、透明な文字盤という、従来のデザイン要素をそのまま受け継ぎながら、ケースの形状やビス使いなどのディテールにコンテンポラリーな感覚を生かし、新しい「アトモス」を誕生させたのだ。

 ケースのクリスタルガラスは、バカラ社製で、滑らかな丸みをもった曲線も美しい。科学の“不思議”を応用した機械仕掛けを、ガラスを通してのぞく楽しみも味わえる。また月の満ち欠けを表示するムーンフェイズ機能も搭載。3821日でたった一日の誤差しか生じないという、精度からも、この歴史的な時計の技術力がうかがえる。歴史ある革新技術と、軽やかな感性との融合を楽しみたい。

お問い合わせ:ジャガー・ルクルト tel.03-3288-6370

取材/東ミチヨ

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