「ヴィヴィアン・ウエストウッド オーパス展」が開催
2008年7月14日 11:15 ロンドンを想起させるチェック柄、裾がベルトで括られたパンツ、ジッパーやチェーンを施した上着、アンバーカラーのボタン、そしてブランドロゴのorb。「ヴィヴィアン・ウエストウッド」という名前を聞くだけで、パキッと明確なイメージが湧いてくる。
70年代に、マルコム・マクラーレンと共に、反体制的な思想を基にアバンギャルドなファッションや音楽、カルチャーを発信。セックス・ピストルズをプロデュースし、パンク時代が到来。「パンクの女王」として時代に君臨する。
その後、80年代の半ばを過ぎ、ヴィヴィアン・ウエストウッドがイギリスのアヴァンギャルドの象徴となった頃、彼女の方向性も変わってくる。ヨーロッパの伝統的な服作りに立ち返り、イギリス伝統の縫製技術などを用い、18世紀のアートの中にインスピレーションを得る。そして、まったく新しい未来のファッションを創造していくようになったのだ。
そして1989年には、世界の最もすぐれた6人のデザイナーの一人に選ばれ、イギリスを代表するファッションデザイナーに与えられる“British designer Of the year”を受賞した。
現在に至っては“オートクチュールとも呼べる高度なテクニックに裏付けられた服作り”と高く評価されている。トレンドというものに全く惑わされることなく、独自のクリエーションに対する情熱と姿勢は、今尚変わることはなく、むしろ更なる飛躍を続ける。

今回の展覧会は、2008年2月にロンドンファッションウィークで発表された『The Vivienne Westwood Opus』を紐解くもの。なにがすごいって、まず大きさと重さが尋常じゃない。90×64cmといったら通常の写真集・A4サイズの4倍強、重さはなんと25kg。以前に何かの雑誌でやっていたが、重いと評判の女性誌で通常は1kg、相当重いものでも2kgである。以前にオランダのクリエイティブ集団ケッセルスクライマーが『2 kilo』という本を出して話題となった。(それは重さだけではなく内容もすごいのだが)そんな本たちを遥かに上回る重さである。
もちろん、重さだけではなく内容も凝りに凝っている。ヨーロッパに1台しかないという20×24インチの超大型ポラロイドカメラで撮影された、ナオミ・キャンベルやケイト・モス、そして著名人や友人たち、超豪華なポートレートの数々が収められている。
展覧会では、撮影されたポートレートの中から厳選して34点を公開する。世界限定900冊という作品集の予約販売もするという。ちなみにお値段は¥367,500(会期中特別価格)。ヴィヴィアンファンはもちろん、ファンならずとも、一度その目で大判の美しいポートレートとそれがぎっちり詰まった重い本を見てみたい。
【ヴィヴィアン・ウエストウッド オーパス展】
7月19日(土)〜8月24日(日) ※会期中無休
ZEL CAFE/GALLERY(ゼル カフェ/ギャラリー)
東京都港区六本木5-10-25 ゼルコート1F
Open.10:00〜21:00 お問い合わせ:tel.03-5791-0058
取材/上條桂子
70年代に、マルコム・マクラーレンと共に、反体制的な思想を基にアバンギャルドなファッションや音楽、カルチャーを発信。セックス・ピストルズをプロデュースし、パンク時代が到来。「パンクの女王」として時代に君臨する。
その後、80年代の半ばを過ぎ、ヴィヴィアン・ウエストウッドがイギリスのアヴァンギャルドの象徴となった頃、彼女の方向性も変わってくる。ヨーロッパの伝統的な服作りに立ち返り、イギリス伝統の縫製技術などを用い、18世紀のアートの中にインスピレーションを得る。そして、まったく新しい未来のファッションを創造していくようになったのだ。
そして1989年には、世界の最もすぐれた6人のデザイナーの一人に選ばれ、イギリスを代表するファッションデザイナーに与えられる“British designer Of the year”を受賞した。
現在に至っては“オートクチュールとも呼べる高度なテクニックに裏付けられた服作り”と高く評価されている。トレンドというものに全く惑わされることなく、独自のクリエーションに対する情熱と姿勢は、今尚変わることはなく、むしろ更なる飛躍を続ける。

今回の展覧会は、2008年2月にロンドンファッションウィークで発表された『The Vivienne Westwood Opus』を紐解くもの。なにがすごいって、まず大きさと重さが尋常じゃない。90×64cmといったら通常の写真集・A4サイズの4倍強、重さはなんと25kg。以前に何かの雑誌でやっていたが、重いと評判の女性誌で通常は1kg、相当重いものでも2kgである。以前にオランダのクリエイティブ集団ケッセルスクライマーが『2 kilo』という本を出して話題となった。(それは重さだけではなく内容もすごいのだが)そんな本たちを遥かに上回る重さである。
もちろん、重さだけではなく内容も凝りに凝っている。ヨーロッパに1台しかないという20×24インチの超大型ポラロイドカメラで撮影された、ナオミ・キャンベルやケイト・モス、そして著名人や友人たち、超豪華なポートレートの数々が収められている。
展覧会では、撮影されたポートレートの中から厳選して34点を公開する。世界限定900冊という作品集の予約販売もするという。ちなみにお値段は¥367,500(会期中特別価格)。ヴィヴィアンファンはもちろん、ファンならずとも、一度その目で大判の美しいポートレートとそれがぎっちり詰まった重い本を見てみたい。
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7月19日(土)〜8月24日(日) ※会期中無休
ZEL CAFE/GALLERY(ゼル カフェ/ギャラリー)
東京都港区六本木5-10-25 ゼルコート1F
Open.10:00〜21:00 お問い合わせ:tel.03-5791-0058
取材/上條桂子
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