【PingMag】男の中の男がつくる幻の逸品:男の包丁

2008年8月28日 15:30




男子厨房に入ることなかれ。そんな古い言葉はどこ吹く風。今や、男が料理を楽しむのは、当たり前の時代となりました。「料理できる男って、格好いいよね」、そんなことを口にする女性も少なくないと聞きます。

凝りはじめたら止まらないのが、男の性。料理だけに留まらず、調理器具をコレクションするのが趣味になってしまうという男性もいるそうです。今回レポートするのは、長崎県から生まれた切れ味抜群、最高級の包丁です。何と、この包丁、その名前をズバリ『男の包丁』と言います。男の中の男の包丁と噂される、この包丁、一体、どんな包丁なのでしょう?


取材/鈴木隆文


このパッケージの潔さを見よ!


手書きのパッケージ?

 『男の包丁』、斬新なネーミングの包丁です。まるで、奇をてらっているかのような名前。しかし、実際のところはさにあらず。この包丁は、男の中の男が、渾身の力と魂を込めてつくる包丁なのです。箱に描かれた筆字の「野分け」「彩雲」、そして、いかにも鍛え上げられた刃先を見るだけで、職人の生々しい息づかいが聞こえてきそうです。工業化の進む現代に、毛筆による手書きのパッケージなんて、何と温かみがあるのでしょう!


包丁に込められているのは?

 かつては戦いに用いられた刀鍛冶の技術が映された刃物。この「男の包丁」という商品が生を受けたのは、長崎県大村市松原村にある、田中鎌工業という小さな鍛冶工場です。この包丁が宿しているのは、はてしなく長い歴史とひとりの男の熱い想いでした。

古びた鍛冶工場は、作業がはじまるともの凄い熱に包まれる


江戸時代から伝わるおろし金:大矢製作所
古材には、それなりの用い方があるのです:ひでしな商店
世界ブランドを目指す長野のギターメーカー:フジゲン


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