サムリ・ナーマンカ 研究者の目でデザインする
2008年11月18日 20:45 東京のデザイン・ウィーク期間中、フィンランドから来日したサムリ・ナーマンカ氏。日本ではまだ知る人も少ないデザイナーだが、科学的な発想からやわらかなデザインを起こす、希有な人である。期間中話を聞く機会を得たのでレポートする。

サムリ・ナーマンカ氏は1968年フィンランド生まれのデザイナーだ。素材の研究に強く、インテリア、建築、空間、展示会、家具など他分野で実績を残している。1999年から2004年にかけて、コンクリートにグラフィックプリントする量産技術を生み出し、そのアートディレクターとしてもヨーロッパで一躍名を馳せた。

「グラフィック・コンクリート」とはどういうものなのですか?
サムリ: コンクリートを打って表面を洗い流すときに、砂糖のような溶剤を使います。この溶剤を印刷の技術に転用して、コンクリートを打つときに、そのまま表面に絵柄を「彫り込むように」印刷してしまいます。

どのようなところに使えますか?
サムリ: 一般的にフィンランドではビルの表面にシンプルなストライプをあしらう事が多いのですが、こういう時も塗装で表現せずにすみます。それだけではありません。これはランドスケープアーキテクチャーにも大きな影響を与えます。
具体的にはどんなことでしょうか?
サムリ: 景色の中にグラフィックを溶け込ませて、まったく新しいイメージを喚起することができます。たとえば私はフィンランドの古い街が再開発されるプロジェクトで、その中の広場に古い街での生活文化のイメージ(道具など)をプリントしたコンクリートモニュメントを配しました。


サムリ・ナーマンカ氏は1968年フィンランド生まれのデザイナーだ。素材の研究に強く、インテリア、建築、空間、展示会、家具など他分野で実績を残している。1999年から2004年にかけて、コンクリートにグラフィックプリントする量産技術を生み出し、そのアートディレクターとしてもヨーロッパで一躍名を馳せた。

「グラフィック・コンクリート」とはどういうものなのですか?
サムリ: コンクリートを打って表面を洗い流すときに、砂糖のような溶剤を使います。この溶剤を印刷の技術に転用して、コンクリートを打つときに、そのまま表面に絵柄を「彫り込むように」印刷してしまいます。

どのようなところに使えますか?
サムリ: 一般的にフィンランドではビルの表面にシンプルなストライプをあしらう事が多いのですが、こういう時も塗装で表現せずにすみます。それだけではありません。これはランドスケープアーキテクチャーにも大きな影響を与えます。
具体的にはどんなことでしょうか?
サムリ: 景色の中にグラフィックを溶け込ませて、まったく新しいイメージを喚起することができます。たとえば私はフィンランドの古い街が再開発されるプロジェクトで、その中の広場に古い街での生活文化のイメージ(道具など)をプリントしたコンクリートモニュメントを配しました。

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