ベールを脱いだ、新型フェアレディZ北米モデル「370Z」

2008年11月20日 21:55
 11月19日に幕を開けたロサンゼルスモーターショーにおいて、遂に新型フェアレディZの北米モデル「370Z」がベールを脱いだ。




 エクステリアは、初代Zを彷彿とさせるロングノーズデザインをモチーフとしながら、ダイナミックかつ洗練されたデザイン。ボディサイズは、従来モデルである350Zと比較するとややコンパクトになった。全長4244mm、ホイールベース(前後車軸の中心間隔)2550mmという数値は、それぞれ350Zより約70mm、100mm短い。その一方で全幅は33mmほど広がっており、リアトレッド(左右タイヤの中心間隔)においては56mmほど拡大されている。

 さらに、全高が33mm低められているほかエンジン搭載位置やシート座面なども従来モデルより低く設定されるなど、低重心化も徹底。また、ボンネット、リアハッチゲート、ドアパネルに軽量なアルミニウム材を採用したことなどにより、ボディ重量も大幅に軽く仕上げられている。

 軽量・コンパクト・低重心など、スポーツカーにとって重要なファクターに磨きがかけられていることから、新型フェアレディZは非常に高い運動性能を秘めていることが予想される。動力性能面においても注目ポイントは多い。そのひとつが、世界初とな「シンクロレブマッチシステム」を備えた6速MTと、マニュアルシフトモード付き7速ATという2種類の全く新しいトランスミッションの採用だ。

 6速MTに用意されるシンクロレブマッチシステムは、走行中シフトチェンジの際、電子制御による自動ブリッピング(空ぶかし)機構などが働き、一瞬にして選択ギアに対する最適なエンジン回転数制御が行われるというものだ。つまり、MT車におけるエンジン回転数とギアの同調のための伝統的なドライビングテクニック(例えばヒール&トゥー)のアクセル操作に関する部分を、完全にクルマ側がコントロールしてくれるのだ。

フォトギャラリー:新型フェアレディZ北米モデル「370Z」


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