2008 CCJ クラフト見本市・会場レポート
2008年11月25日 19:00 東京・台東区の台東デザイナーズビレッジで11月21日〜23日に開催された「2008 CCJ クラフト見本市」。日本の優れた伝統の手業による、生活に密着したさまざまな道具=クラフトを厳選した見本市とあって、会場は静かな熱気に満ちていた。

この見本市は、財団法人クラフト・センター・ジャパン(以下、CCJ)主催によるもの。CCJは創立が1959年、通産省(経済産業省)管轄の財団法人として認可を得たのが、1960年1月。実はその発足当初の顧問メンバーとして、フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランクが名を連ねていた事実は、知る人ぞ知る話かもしれない。当時のCCJの資料には5人の顧問の名前が連なっており、その5番目に「カイ・フランク/アラビヤ製陶所(フインランド・ヘルシンキ)チーフデザイナー」とある。
ヨーロッパとの交流で言えば、西上州竹皮編でんえもん(群馬)の「竹皮編」を紹介したい。この「竹皮編」は、群馬・高崎の草履職人の技術「南部表(なんぶおもて)」を、生活用品に応用したもの。第二次世界大戦前のドイツ・表現主義を代表する建築家、ブルーノ・タウトによって見いだされ、タウトがデザインしたパンかごやバスケットが誕生した。タウトは1934〜1936年、群馬県に滞在し、多くの工芸品のデザインや制作指導にあたったという。現在は、その伝統を前島美江氏が受け継いでいる。

「竹皮編」西上州竹皮編でんえもん(群馬)
職人の手技というのは、その地域で採れる原料に密着しているものだ。東京・新島の新島ガラスは、新島とイタリアのシシリー島でしか採れないコーガ石を主原料とした、美しい天然の色ガラス。その独特のオリーブ色は、CCJ会場でもひときわ目立っていた。

「新島ガラス」野田 收(東京・新島)

この見本市は、財団法人クラフト・センター・ジャパン(以下、CCJ)主催によるもの。CCJは創立が1959年、通産省(経済産業省)管轄の財団法人として認可を得たのが、1960年1月。実はその発足当初の顧問メンバーとして、フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランクが名を連ねていた事実は、知る人ぞ知る話かもしれない。当時のCCJの資料には5人の顧問の名前が連なっており、その5番目に「カイ・フランク/アラビヤ製陶所(フインランド・ヘルシンキ)チーフデザイナー」とある。
ヨーロッパとの交流で言えば、西上州竹皮編でんえもん(群馬)の「竹皮編」を紹介したい。この「竹皮編」は、群馬・高崎の草履職人の技術「南部表(なんぶおもて)」を、生活用品に応用したもの。第二次世界大戦前のドイツ・表現主義を代表する建築家、ブルーノ・タウトによって見いだされ、タウトがデザインしたパンかごやバスケットが誕生した。タウトは1934〜1936年、群馬県に滞在し、多くの工芸品のデザインや制作指導にあたったという。現在は、その伝統を前島美江氏が受け継いでいる。

「竹皮編」西上州竹皮編でんえもん(群馬)
職人の手技というのは、その地域で採れる原料に密着しているものだ。東京・新島の新島ガラスは、新島とイタリアのシシリー島でしか採れないコーガ石を主原料とした、美しい天然の色ガラス。その独特のオリーブ色は、CCJ会場でもひときわ目立っていた。

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