【PingMag】日本のハイテクトイレ事情
2008年12月22日 18:00
TOTOのカタログより。まるでオブジェのように、部屋の片隅に置かれたトイレ…。未来のトイレ空間はこんなことになっているかもしれない…!!
トイレのドアを開けると、自動で開く便器のフタ。心地よい音楽が流れ始める中、暖かな便座にゆっくりと腰を下ろせば脱臭が始まり、用を足した後はボタンを押してお尻を洗浄…。さらにお好みであれば、別のボタンを押して湿ったお尻を温風で優しく乾かし、最後は何をしなくとも、勝手に水は流れ、ゆっくりと便器のフタも閉じられる…。国内に住む人ならすっかりお馴染みのこのトイレも日本を初めて訪れる人にとってみれば、カルチャーショックもいいところ!
本日は、ウォシュレットで日本のトイレ文化に革命を起こし、先月のデザインウィークでも宇宙船のようなトイレ空間を演出したTOTOのショールームを見学しながら、広報部の柴崎麻理子さんに、進化し続ける日本のトイレ事情についてお話を伺った。
まずはじめに、TOTOについて簡単に教えてください。
TOTOは、1917年に設立した水回りの商品を扱っているメーカーで、元々は海外で使われていた洋式の陶器のトイレを日本国内で流通させるところから始まっています。当時は汲み取り式の木製和式トイレが主流でしたので、衛生的な暮らしのために、耐久性に優れた陶器製の水洗トイレを普及させるという目的がありました。

最近はあまりない家庭用の和式トイレ(左)と、駅などで今もよく見るタイプの和式トイレ(右)。左のように、手を洗った水をトイレの洗浄に使うスタイルも、日本独得のもの。
では早速ですが、日本のトイレに革命を起こした温水洗浄便座「ウォシュレット」は、一体いつ、どのように発明されたのでしょう?
1964年に、アメリカで医療器具として使われていたものを輸入して販売したのがきっかけです。その後、研究を重ねて、1980年に国産品の温水洗浄便座を販売し始めました。最初は受け入れられにくい部分もありましたが、名称を「ウォシュレット」とし、インパクトのあるCMにすることで認知され、徐々に生活に浸透していったのだと思います。

TOTOのショールームでは、このようにいくつかのトイレ空間が見学できる。

従来の13リットルから、たった5.5リットルという少量の水で流すことが可能になった最新のトイレ!
日本のプロダクト・ポエトリー
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