熊野を撮り続ける、鈴木理策「CONTACT」展
2008年12月25日 21:00 鈴木氏は和歌山県新宮市出身。熊野は自身の故郷でもあるが、もともと聖地と呼ばれる場所には強い興味があったという。1999年に発売された写真集『PILES OF TIME』では青森県の恐山を撮影しに行っているが、いかにも恐山を連想させる、おどろおどろしい写真は見つからない。
鈴木氏によれば「“恐山は怖いところ”といったイメージがあるけれども、そんなことはないはず。それよりも見たまま、そのまま“場を伝える”というのを一番の目的にして写真を撮っている」。本展の写真についても、その撮影姿勢は同じ。今年の夏に新たに撮りおろした写真が含まれているのだが、一見してそれが熊野で撮られたものかどうかはわからない。しかし、その一連の写真をいくつも観ていくうちに、その場に自分が身を置いて木を見上げているような、不思議な感覚を覚えていく。
写真に対する意図を極限までそぎ落とした独自のスタイルは、ある種の悟りにも似た無の境地なのかもしれない。日本の豊かな自然、そして熊野という聖地を再発見できる本展、あなたはどんなことを感じるだろうか。

写真家・鈴木理策氏。撮影に使用しているカメラ・Deardorff(ディアドルフ)とともに
「CONTACT」鈴木理策
スルガ銀行/d-labo 東京都港区赤坂9-7-1東京ミッドタウン・タワー7F(スルガ銀行ミッドタウン支店内)
開催中〜2008年12月30日(火)
Open.11:00〜19:00(土日祝は18:00まで)
お問い合わせ:スルガ銀行/d-labo tel.03-5411-2363
取材/草野恵子
鈴木氏によれば「“恐山は怖いところ”といったイメージがあるけれども、そんなことはないはず。それよりも見たまま、そのまま“場を伝える”というのを一番の目的にして写真を撮っている」。本展の写真についても、その撮影姿勢は同じ。今年の夏に新たに撮りおろした写真が含まれているのだが、一見してそれが熊野で撮られたものかどうかはわからない。しかし、その一連の写真をいくつも観ていくうちに、その場に自分が身を置いて木を見上げているような、不思議な感覚を覚えていく。
写真に対する意図を極限までそぎ落とした独自のスタイルは、ある種の悟りにも似た無の境地なのかもしれない。日本の豊かな自然、そして熊野という聖地を再発見できる本展、あなたはどんなことを感じるだろうか。

写真家・鈴木理策氏。撮影に使用しているカメラ・Deardorff(ディアドルフ)とともに
「CONTACT」鈴木理策
スルガ銀行/d-labo 東京都港区赤坂9-7-1東京ミッドタウン・タワー7F(スルガ銀行ミッドタウン支店内)
開催中〜2008年12月30日(火)
Open.11:00〜19:00(土日祝は18:00まで)
お問い合わせ:スルガ銀行/d-labo tel.03-5411-2363
取材/草野恵子
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