クリエイターのボーダレスマーケット、クラスカ「Mix room」

2009年2月27日 19:00
 東京・目黒のホテル、CLASKAに新しいスペースが出現した。その名も「Mix room」。ジャンルを問わず、さまざまなクリエイターが3ヵ月サイクルで常設展示・販売をおこなうスペースとのことで、さっそく覗きに行ってみた。

 「Mix room」はCLASKAの最上階8階と7階にある3つの個室で展開されている。まずはエレベーターで8階に上ってみると、いきなり動物のかぶり物がお出迎え! かなりのインパクトを与えてくれるのが、ニシハラ★ノリオの体感アートである。

ニシハラ★ノリオの体感アート

 ニシハラ★ノリオは1995年よりかぶり物をメインに造形の制作に携わり、ダウンタウンの『ガキの使いやあらへんで』を始め数々のテレビ番組、イベント、舞台でのオブジェを世に送り出してきたアーティストである。「Mix room」では、かぶり物などの作品や、自らかぶり物をかぶってモデルとなっているポスターが展示されている。

「Mix room」8階

 「Mix room」のコンセプトは、クリエイターの「Borderless Market(ボーダレスマーケット)」。コンセプトの通り、会場全体は渾然一体としたフリーマーケット状態だ。毎年秋に行われる「Design Tide」のような見本市的雰囲気もあり、出展されているものはTシャツからバッグ、精緻なアクセサリーや、テーブルウエア、文房具までと実にさまざま。作品はその場で買うことができ、中にはCLASKAのオンラインショップで取り扱われるものもある。

 雑貨小物での注目株は「MicroWorks」。ハンガーのフックの上にインコがとまっている「Bird Hanger」や、しおりのモチーフが印象的な文庫本カバー「Book Pack」など、日用品に幸せな気分を届けてくれるデザインが印象的だ。

 下の写真は、箸の上部がキツツキと木の形になっている割箸型のマイ箸「Stickpecker」。内側にマグネットが埋め込まれていることで、割箸を割る時の感覚を毎回味わうこともできる、ウィットに富んだ作品だ。

マイ箸「Stickpecker」

 取材当日は偶然にも「MicroWorks」デザイナーの海山俊亮氏が会場に来ていたので、話を聞くことができた。このように、会期中は不定期ながらも出展クリエイターが実際に会場に足を運ぶことになっているので、制作過程などについて直接話を聞くことができる機会もありそう。

「MicroWorks」デザイナーの海山俊亮氏


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