バーナード・リーチに再注目!9月1日から展覧会開催

2007年9月3日 12:30
 バーナード・リーチといえば、20世紀のイギリスを代表する陶芸家。リーチは幼い頃を日本で過ごし、1909年に再び来日。柳宗悦と交流があり、わが国の民芸の文化を独自の視点でとらえた芸術家としても知られている。

 そんなリーチの作品をまとめてみられる展覧会「生誕120年 バーナード・リーチ ―生活をつくる眼と手―」が9月1日から11月25日まで開催される(東京汐留・松下電工 汐留ミュージアム)。作品は日本民藝館が所蔵するもの年代別に展示されている。

日本の生活や英国のカントリーサイドなど、暮らしに根ざした文化を見つめ、陶芸作品を制作したリーチ。また日本各地を巡った時の絵日記なども展示されるが、セピア色の線画はなかなか味わいがある。


【バーナード・リーチ 《筒描皿ペリカン》1913年】


【バーナード・リーチ 《鉄砂抜絵組合せ陶板》1946年】


 リーチに関わる空間提案の情報が得られるのもこの展覧会の魅力で、現存するただ一つのリーチ着想の室内装飾空間「リーチ・バー」(リーガロイヤルホテル大阪)を取り上げたり、現在イギリスで進行中のバーナード・リーチ工房の再建活動などの紹介もある。

●バーナード・リーチ工房再建プロジェクト(英語)

 プロダクトデザインの世界でも、大きな流れとなりそうなのが「クラフト感」のあるもの。インダストリアル的な完璧さではなく、どこか人の手の不完全さが垣間見える、そんなデザインが注目されそう。この機会に、クラフトとデザインを生活の中に求めたリーチのデザインに、ぜひ触れておきたい。

「バーナード・リーチ -生活をつくる眼と手-」
松下電工 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1 松下電工本社ビル4階
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(9月17・24、10月8日は開館)


取材/本間美紀

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