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エキサイトイズム [都市生活者のためのWebマガジン]
  依存性パーソナリティ障害入門  

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価格:¥ 1,785 (税込)
発送可能時期:在庫あり。
単行本 ; 202 p ; サイズ : 740(hundredths-inches)
出版社 : 日本評論社
Amazon.co.jp 売上ランキング: 119097
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   レビュー
パーソナリティ論の入り口としても面白い。 Date:2006-01-16
おすすめ度:
数多くの文献から、幅広く情報を収集し、堅実にまとめている。依存性パーソナリティ障害は、臨床的には、どちらかというと診断されぬくく、重要度も低いとされがちであるため、日本語での資料は乏しく貴重である。また、日本人の特性理解には依存性の視点は不可欠との著者の考えは、妥当で説得力もあるように思う。さらに、依存性人格障害を扱ってはいるが、文章が比較的わかりやすく、一般的なパーソナリティ論の入り口として読んでも面白いと思う。欠点をあげるとすると、幅広く物事を扱った書物に見られがちな散漫さというか、ポイントが印象に残りぬくい点が指摘できるように思う。

著者の真面目さを感じる Date:2004-12-28
おすすめ度:
本書は,依存性パーソナリティ障害をテーマとして,その患者の対人関係や主観的体験の特徴,成育史的特徴,治療の概説などを展望したものである。この比較的地味なパーソナリティ障害を一つだけ取り上げようという書物は,わが国には他に例がない。本書は,わが国のパーソナリティ障害の臨床をめぐる議論の発展に貢献するものだと思う。本書の上梓を歓迎したい。
著者は,特徴記述に基づいてパーソナリティ障害を捉えようとする立場に拠っている。この立場は,もっともオーソドックスで,他の立場からも賛同を得やすい。個々のパーソナリティ障害の類型は,他の類型との境界が不鮮明であり,要点を押さえた簡潔な記述が難しいものであるけれども,本書は,依存性パーソナリティ障害のバランスのとれた見取り図を描くことに成功している。また,依存性と日本人の心性を結びつけるような思弁的な議論には向かわずに,実証されている知見を重んじている点にも好感が持てる。
しかし,実証されない理論を「退場していただきたい」と述べているのは,厳しすぎると思う。実証ということは,それ自体がこの領域の現状では記述に依存しているものなので,実証されることのみが要求されるとなると,記述的立場しか残らないことになってしまう。しかし,実証されない理論によって救われる人も少なくないはずである。他に気づくところは,訳語の問題である。幾つか独自性を出そうとするあまり,不適切な訳語がある。(Conscientiousnessを意識性とするのは完全な誤訳)但し,そのほとんどに原語が示されており,大きな誤解は生じにくいように配慮はなされている。


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