ハンガリー狂詩曲第2番〜華麗なるフィラデルフィアサウンド/ユージン・オーマンディ&フィラデルフィアの芸術?
- 1,ハンガリー狂詩曲第2番 (10:30) 作曲:リスト
- 2,ハンガリー狂詩曲第1番 (10:55) 作曲:リスト
- 3,狂詩曲「スペイン」 (6:48) 作曲:シャブリエ
- 4,交響詩「魔法使いの弟子」 (10:21) 作曲:デュカス
- 5,交響詩「死の舞踏」 (7:28) 作曲:サン=サーンス
- 6,交響詩「はげ山の一夜」 (11:48) 作曲:ムソルグスキー
- 7,ルーマニア狂詩曲第1番イ長調 (12:48) 作曲:エネスコ
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リスナーレビュー
- オーマンディ独特の凄みDate:2004-08-20
おすすめ度:
- 「華麗なるフィラデルフィア・サウンド」と題されたこのディスクに収録された小品は、ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団の演奏だが、ほとんど全ての曲目がフィラデルフィア管弦楽団の前任者であったストコフスキーの得意な曲目であるため、ストコフスキーを意識した曲集であるといえようか。ストコフスキーのこれらの曲のステレオ録音が、70〜80代での演奏で、フィラデルフィア管弦楽団以外のオーケストラを指揮したものになってしまうのに対して、ここでのオーマンディは60代の最後から70代での演奏であり、フィラデルフィア管弦楽団そのものを指揮して輝かしいサウンドを引き出しているところがアドバンテージだろう。アカデミー・オブ・ミュージックで1968年に収録されたリストの「ハンガリー狂詩曲」を除いて、1970年代にスコティッシュ・ライト・カテドラルで収録されたものになる。音質は1970年代に収録されたものに関してはほぼ問題ない。演奏はさすがに輝かしく、ストコフスキーほどアクも強くはない。生涯に渡って「ストコフスキーの後継者」という肩書きを持ち続け、それを自分の強みにさえしてしまったオーマンディという指揮者の凄みさえ見えてくる一枚である。



