コダーイ:ハーリ=ヤーノシュ*組曲/ユージン・オーマンディ&フィラデルフィアの芸術?
- 1,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.前奏曲:おとぎ話は始まる (3:24) 作曲:コダーイ
- 2,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.ウィーンの音楽時計 (2:22) 作曲:コダーイ
- 3,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.歌 (5:39) 作曲:コダーイ
- 4,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.戦争とナポレオンの敗北 (4:18) 作曲:コダーイ
- 5,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.インテルメッツォ (5:19) 作曲:コダーイ
- 6,組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ?.皇帝と廷臣達の入場 (3:15) 作曲:コダーイ
- 7,組曲「キージェ中尉」 ?.キージェの誕生 (4:22) 作曲:プロコフィエフ
- 8,組曲「キージェ中尉」 ?.ロマンス (4:25) 作曲:プロコフィエフ
- 9,組曲「キージェ中尉」 ?.キージェの結婚 (2:44) 作曲:プロコフィエフ
- 10,組曲「キージェ中尉」 ?.トロイカ (2:50) 作曲:プロコフィエフ
- 11,組曲「キージェ中尉」 ?.キージェの葬式 (5:57) 作曲:プロコフィエフ
- 12,バレエ組曲「火の鳥」 ?.イントロダクション (2:53) 作曲:ストラヴィンスキー
- 13,バレエ組曲「火の鳥」 ?.火の鳥とその踊り (0:14) 作曲:ストラヴィンスキー
- 14,バレエ組曲「火の鳥」 ?.火の鳥のヴァリエーション (1:10) 作曲:ストラヴィンスキー
- 15,バレエ組曲「火の鳥」 ?.王女たちのロンド (5:03) 作曲:ストラヴィンスキー
- 16,バレエ組曲「火の鳥」 ?.カシチェイ王の魔の踊り (4:47) 作曲:ストラヴィンスキー
- 17,バレエ組曲「火の鳥」 ?.子守歌 (3:35) 作曲:ストラヴィンスキー
- 18,バレエ組曲「火の鳥」 ?.終曲 (3:01) 作曲:ストラヴィンスキー
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リスナーレビュー
- 輝かしく音が良い近代管弦楽曲集Date:2004-08-25
おすすめ度:
- ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の、近代ロシアと東欧の色彩的な管弦楽曲集。録音が1973〜75年ということもあり、極めて鮮やかな出来映えを示している。立ち上がりの良い打楽器の音、ぬれたような音色の金管楽器、絹糸のようと評される弦楽器。音質はまさにベストと言うべき曲集だろう。……ゾルタン・コダーイはユージン・オーマンディの作曲の師だったそうだ。僅か10才のイェネ・ブラウ少年(のちのユージン・オーマンディ)は、ブダペスト音楽院でコダーイに音楽理論と作曲を学んでいる。したがって、師匠コダーイの楽曲には深い執着があったろう。4回録音した最後のものであるこの1975年収録盤はいたずらに精力的な「ハーリ・ヤーノシュ」ではなく、この奇妙なメルヒェンを不思議な鮮やかなミニチュア画のように表現している。泥臭さはなく洒落た色調だ。しかしツィンバロンが追加される「インテルメッツオ」では輝かしい弦楽器が独特の粘っこさで歌う。……「キージェ中尉」は1974年の録音。こちらもテンポが速くロシア臭さよりは颯爽とした粋な雰囲気だ。トランペットのソロが素晴らしい。……そしてストラヴィンスキーの「火の鳥」だが、ストコフスキーがSP時代に録音した際の改変をそのまま引き継いでいる。すなわち、「カシチェイ王の魔の踊り」の冒頭に鐘を加えたり、中間に銅鑼を加えたり、管楽器の伸ばす音をトリルにしたりといった類である。但しストコフスキーほどどぎつい仕上がりではない。この「火の鳥」の録音は冒頭の低弦の音がリアルに響くことでも特徴的で、LP時代には録音が良いと喧伝され、45回転盤なども出たものであった。





