テレビで活躍している芸能人たち。そんな彼ら、実は逮捕歴があるということも珍しくありません。
そこで1990年代に逮捕された代表的な芸能人たちを振り返っていきましょう!

【あの人も! 逮捕歴のある意外な芸能人】


■デヴィ夫人(1992年)
アメリカでフィリピン大統領の孫の顔をシャンパングラスで殴打し、37針も縫う大ケガを負わせます。これにより傷害罪で逮捕され、禁固60日の実刑判決が出たため、34日間収監されました。動機は、些細なことがきっかけだったそう。デヴィ夫人は後に「刑務所での生活は学生寮のようで楽しかった」と語りました。

■板尾創路(1994年)
当時14歳の女子中学生に淫行に及んだとして、逮捕されました。これが原因となり一時芸能活動を休止しましたが、松本人志などの働きかけもあり早期復活を果たしました。

相手の中学生が板尾に対して18歳と偽って伝えたり、合意の上での行為だったりしたため、事務所解雇までは至りませんでした。

■坂上忍(1995年)
パーティーからの帰宅途中に飲酒運転による器物損壊事件を起こし、パトカーと20分のカーチェイスの末に逮捕されました。このとき坂上の自動車には山本未来(椎名桔平の現妻、山本寛斎の娘)が同乗しており、恋愛スキャンダルにも発展しました。この事件が原因で坂上は半年間、謹慎しました。

■長渕剛(1995年)
1月24日に大麻取締法違反で逮捕されました。ちょうど桑田佳祐が長渕を暗喩し、「クスリにゃ目が無い」などと歌ったためにバトルしていた時期でした。
図らずとも桑田が歌っていた内容が正しかったと証明してしまう形になりました。また、この事件がきっかけで国生さゆりと不倫していたことも明らかになり、国生が「長渕との関係は認めるが私自身は薬はやっていない」と会見していました。

■江頭2:50(1996年)
数々の伝説を残しているエガちゃんですが、この事件がもっとも凄い伝説といっても過言ではありません。エガちゃんはテレ東の企画で、トルコでのオイルレスリング大会の前座に乱入しました。そこで全裸になって「3号機発射!!」と叫んだりとやりたい放題。ついにはトルコの警察に身柄を拘束されてしまいました。

トルコはイスラム教の国であるため、大衆の目前で全裸になることなどタブー中のタブー。エガちゃんが全裸になったことで観客が暴徒してしまい、かなり大変だったようです。

■蛭子能収(1998年)
よくテレビでは「クズ」と言われる蛭子能収ですが、彼も逮捕されています。「暴力団関係者が賭博をしている」との情報を受け、11月20日に警察が東内の麻雀店に踏み込んだところ、そこに蛭子らがいたために現行犯逮捕。
事件発覚の翌日に記者会見を開き、逮捕されたときの様子を「これでテレビに出られなくなると血の気が引いた」「前科が付くことを知って驚いたが、日本人の10人に1人は前科者と聞いて、なんだかホッとしました」と振り返っています。

■槇原敬之(1999年)
覚せい剤、MDMA所持が自宅から発見されて現行犯で逮捕されました。
逮捕時、一緒に男性の恋人らしき人物といたことで、男性と半同棲の生活をしていることも明らかになってしまいました。結局槇原は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けたのですが、留置場などでの経験は自分を見つめなおすきっかけになったそう。この経験から生まれたのが『世界に一つだけの花』だったと語っています。

このように調べてみると、意外な芸能人たちが逮捕されていました。みなさんも過去にやらかした芸能人たちを探してみてはいかが?
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