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「冬彦さん」誕生のきっかけとなった野際陽子のアドリブとは?

ライター情報:こじへい

『誰にも言えない』でも怪演をみせた佐野史郎

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そのため、ドラマがスタートしてからの数話においては美和と大岩ばかりが目立っており、冬彦さんの存在感はとても希薄。序盤における彼の印象と言えば、口数が少ない地味なモブキャラといった佇まいでした。

冬彦さんをマザコンキャラに変えた、野際陽子の止血シーン


その流れを変えた事件が起こります。とあるワンシーンで、冬彦さんが指から出血したカットがありました。そこで彼の母親役を務める野際陽子が突然、口でその血を止血して見せたのです。かなりセンセーショナルな場面だったため、当然、周到に準備されたプロットの一部だろうかと思いきや、実は野際のアドリブだったのだとか。
それを見たプロデューサーが「この方向性でいこう!」と決意して急遽、冬彦さんのマザコンキャラ押しを始めたのです。

奇行の数々がウケて、視聴率が急上昇!


事実、この止血シーンがあった回以降から、冬彦さんの狂気は加速していきます。「んん~」と口を八の字にしてぐずってみたり、木馬に乗って叫んだり……。彼のエキセントリック過ぎる一挙手一投足に、視聴者は釘づけとなります。その結果、初回放送13.0%と低調だった視聴率はうなぎ上りに高まっていき、最終回にはなんと34.1%という、初回と比べて2倍以上の高視聴率をたたき出したのです。「冬彦さん」「マザコン」はこの年の流行語大賞にも選ばれました。
この快挙を、冬彦さんの増長によって、後半かなり出番が削られてしまった布施博は一体、どんな思いで見ていたのでしょうか……。

ライター情報: こじへい

中高生の頃はラジオのハガキ職人で、今はフリーライター。求人広告、映画・音楽・芸能関連のコラム、ほぼ経験の無い恋愛記事など、何でも書きます!

2016年4月28日 00時04分

コメント 2

  • 匿名さん 通報

    野際さんと布施博さんは、「やすらぎの里」でついこの前共演してらした。亡くなったなんて信じられない。

    1
  • 匿名さん 通報

    賀来千香子、佐野史郎、野際陽子は覚えてる。布施博は今思い出した。

    0
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