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一匹のガモが国民的関心事に……1993年に勃発した「矢ガモブーム」を振り返る

2017年7月3日 13時30分

ライター情報:こじへい

※写真はイメージです

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東京都北部に流れる石神井川。今から20数年前、この河川で発見された一羽のカモが、国民的関心事となった騒動を覚えているでしょうか?

クロスボウで射抜かれた“矢ガモ”に衝撃を受ける


1993年2月1日。マスコミが公開した一枚の写真に、世間は衝撃を受けます。映し出されていたのは、背中に大きな矢が刺さったままのカモ。この個体はメスのオナガガモで、どうやら何者かにクロスボウで射抜かれたらしいのです。

痛々しいその姿が報道されるや否や、このカモを保護しようと試みる板橋区役所へ「早く救助しろ」との電話が殺到。さらには翌2月2日。カモを一目見ようと、石神井川付近に200~300人もの人が集結。時を同じくしてマスコミの報道も過熱し、ここに空前の「矢ガモフィーバー」が幕を開けたのでした。

記念撮影をする人、餌を投げつける人も…


動物愛護の観点からして、矢ガモ“フィーバー”とは、かなり不謹慎な表現かも知れません。しかし、そんな言い表し方が適切だと思えるほどに、当時のマスコミと世間は、たった一羽のカモに、狂乱の気色を見せていたのです。

2月2日以降、見物人でごった返した石神井川付近は、一種の祭り状態と化しました。もちろん、純粋に矢ガモの安否を心配してやってきた人もいたことでしょう。
しかしながら、記念撮影をする人、餌を投げつける人、さらには物見遊山的レジャー感覚で家族連れやカップルまでやってきたものだから、もはや収拾がつきません。

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ライター情報: こじへい

中高生の頃はラジオのハガキ職人で、今はフリーライター。求人広告、映画・音楽・芸能関連のコラム、ほぼ経験の無い恋愛記事など、何でも書きます!

コメント 1

  • 匿名 通報

    はあ?正義感がいつしぼんだ?しぼんだのはマスコミの狂騒であって、動物を助けたいという人やビーガンは確実に増えているんだが?

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