先日、女優の武井咲とEXILEのボーカル・TAKAHIROが“できちゃった婚”を発表し、大きな話題を呼んだ。

人気絶頂の有名人が“できちゃった婚”したケースはこれまでにもあったが、その中でも、安室奈美恵の“できちゃった婚”が与えた衝撃の大きさを覚えている方も多いのではないだろうか。


人気絶頂だった安室奈美恵


安室奈美恵は小室哲哉のプロデュースのもと、「Don't wanna cry」、「You're my sunshine」(ともに1996年発売)、「CAN YOU CELEBRATE?」(1997年発売)などミリオンヒットを連発。
CD売り上げのみならず、彼女のファッションも大きな関心の的に。彼女の極細眉毛、厚底ブーツなどを真似た「アムラー」の登場は社会現象となり、1996年の流行語トップテンにも選ばれている。

そんな人気絶頂の1997年10月22日、同じく小室ファミリーであったTRFのメンバーSAMと“できちゃった婚”を発表した安室。スポーツ紙が号外を配布、各報道番組がトップ級の扱いで報じるなど、メディアも大きく取り上げた。
この時、安室は20歳、SAMは35歳であった。

「丸山奈美恵になりたい」と逆プロポーズ


発表の翌日に開かれた入籍会見では、「赤ちゃん三ヶ月目に入っていて、来年6月に生まれる予定です」と安室の口から語られた。

また、妊娠をきっかけに「丸山奈美恵になりたいな」と安室が"逆プロポーズ"したことも明かされている。

その後、安室は産休に入るため、97年末の紅白歌合戦を最後に約1年間の休業に。そして翌98年の紅白で公の舞台への復活を果たした。
ちなみに両紅白で披露された「CAN YOU CELEBRATE?」は200万枚を超す大ヒットを記録している。

安室とSAMはその後、2002年7月に離婚してしまったが、本業の歌手活動では衰えることを知らない安室。
今年はデビュー25周年ということもあり、より精力的な活動が期待されるところだ。


※イメージ画像はamazonよりDon't wanna cry