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話題の映画『ダンケルク』監督が撮った出世作『メメント』の衝撃を振り返る【キネマ懺悔】

2017年9月22日 18時02分

ライター情報:死亡遊戯

『メメント』(※写真はAmazonより)

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映画館が戦場になる。

IMAXの巨大なスクリーンとサウンドシステムで『ダンケルク』を観賞すると、まさにそんな気分にさせられる。第二次世界大戦中、ドイツ軍によりフランスの港町ダンケルクに追い詰められたフランスとイギリスの連合軍の撤退作戦の様子を描いた本作。

やべーよ、やべーよ、やられちゃうよ……と気が付けば、手に取ったポップコーンが指の汗でヘナヘナになっているほどの臨場感である。

密度の濃い映画体験を味わえる『ダンケルク』


現在大ヒット上映中のこの映画だが、見所はリアリティを追究した極力CGを使わないド迫力の戦闘シーンに加え、「防波堤1週間、海1日、空1時間」という異なった時間経過を断片的に切り取り、同時進行させ106分の中に収めていることだ。

いわば観客は3つの視点で緊張感を高め、それぞれの戦場ダイジェスト映像的な密度の濃い映画体験をすることになる。
その理由をパンフレット内インタビューで、イギリス人の父親とアメリカ人の母親を持つクリストファー・ノーラン監督は「普通の映画で言う“サードアクト”(通常の映画には4段階あり、3段階目のサードアクトが最高の盛り上がりを見せる)を今作では最初からやりたかった」と述べている。

ノーラン監督の出世作『メメント』


ノーラン監督と時間のコントロールと聞くと、やはり時間を逆行していく編集構成が話題になった長編監督2作目『メメント』を思い出す人も多いのではないだろうか?

2000年(日本では翌01年)に公開された本作は妻のエマ・トーマスも製作に参加。

ライター情報: 死亡遊戯

79年生まれ。デザイナー兼ライター。プロ野球、プロレス、サッカー、映画、おネエちゃん、なんでも書くストロングスタイルを標榜。『文春野球コラムペナントレース2017』で初代日本一に輝く。

URL:Twitter:@shibouyuugi

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