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甲子園V腕の西武・今井 松坂以来のデビュー戦先発勝利

2018年6月13日 22時50分

 2016年の甲子園V腕で西武2年目の今井達也投手(20)が13日のヤクルト戦(メットライフ)でプロデビュー。6回打者24人に112球を投げ5安打1失点(自責0)6奪三振で初勝利を挙げた。ライオンズでのデビュー戦初勝利は1999年4月7日、松坂大輔投手(現中日)以来となった。

 初回から臆することなく最速152キロのストレートを投げ込み、スライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ、交流戦首位打線に挑んでいった。

 これがデビュー戦とは思えない、憎らしいほど落ち着いたマウンドさばきで4回二死二、三塁のピンチも井野を外角150キロのストレートで空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった。

 マウンド上の堂々たるピッチングとは裏腹に、味方の好守に対しては一人ひとり帽子のつばに右手を当て感謝の意を表し、ベンチ前に残ってはハイタッチで先輩野手を出迎えた。今春キャンプ中に未成年での喫煙が発覚し約3か月間の対外試合出場停止処分を受けたことによって得た人間的な成長の跡も随所に見せた。

 その今井の好投に報いるため1点を追う4回裏には外崎が7号同点ソロ、続くメヒアが4号逆転ソロで援護。6回にも3長短打に4四球を絡めて一挙4点。不安なリリーフ陣がしのぎ7—4で逃げ切り。今井にデビュー戦初勝利をプレゼントした。

「落ち着いて投げられました。最少失点で何とか抑えられてよかったです」と、この日の112球を振り返った今井。甲子園Vはダテではなかったことを改めて証明した堂々たるデビュー戦白星だった。

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