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本当のお正月はどっちがいい?

今年の節分は2月3日。読んで字のごとく、季節を分ける日である。なので次の日は春が立つ日・立春、すなわち春が始まる日となっている。本来であれば、春夏秋冬それぞれ立つ日の前日が節分と呼ばれる日なのであるが、大晦日に行われていた追儺の豆まきの儀式が、いつしかこの春の節分の日に移行すると、この春の節分だけが特に言われるようになったようだ。
この立春〜立夏の前日は春、立夏〜立秋の前日は夏といった季節区分は、旧暦・太陰太陽暦の太陽暦部分の考えにあたり、それを現在、この部分は引き継いで使っているのである。

では、旧暦太陰暦での季節区分はどうなっているかというと、1〜3月が春、4〜6月が夏、7〜9月が秋、10〜12月が冬と、きっちり分けられているのである。そしてそれぞれの季節月の初めを初−・真ん中を仲−・終わりを晩−と言うのだ。
春で言えば、1月は初春で2月は仲春3月は晩春となる。そう、もうお分かりと思う。
太陰暦では、「正月が来るイコール春が来る」なのである。
では、今年の旧暦の正月はと言うと、新暦の2月9日である。この頃までには梅もほころび、陽光も春らしくなっている。真冬真っ只中の新暦の正月に、「初春」なんて書いてある年賀状をもらってもピンとこないが、旧暦の正月にもらうとなれば「迎春」のイメージがしっくりなのである。

皆さんも旧暦の正月をお祝いしてみてはいかがだろう。私のカレンダーの2月9日には、旧正月と書き込んである。こうすれば、旧来からの日本の季節感が楽しめる。
正月の「初春」「迎春」も、「五月雨をあつめてはやし最上川」の芭蕉の句も、納得出来るはず。
今でも、旧暦に従って生活している国々は多い。これからが正月である。

特に中国では一年で最も重要な祭日なので、この日横浜や神戸などの中華街に出向けば、旧正月「春節」の祝い賑わいを体感できるでしょう。「新年のカウントダウン」ならぬ、「春節カウントダウン」もあるとか……。今一度、正月気分に浸りに出掛けてみては。(でんでん)
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2005年1月27日 00時00分

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