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出版社泣かせのNYフリーペーパー事情

ニューヨークの街角でよく見かけるフリーペーパー。英語版のものだけでも20種以上、他の言語のものを合わせると有に100種は越える。

その中でも昨年大御所「ニューズウィーク」が、売り上げが落ちているのはお前らのせいだと提訴した(もちろんすぐに却下された)、グローバル・デイリー・フリーペーパー「Metro メトロ」は、発行部数1番を誇る。

世界17カ国46の大都市で展開し、その発行部数はなんと1日1400万部! イギリス・ロンドンに始まり、アメリカではニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンで広まっている。主にAP通信から提供されるトップニュース、スポーツ、スターのゴシップに加え、今公開されている映画評、クロスワードパズル、ちょっとしたローカルニュース等が、約20ページのタブロイドサイズの紙面に収まっている。

何よりタダなのが強みなのだが、せっかちのニューヨーカーには、小難しい解説なんていらなくて、その日のトップニュースだけ読めるので、もってこいなのだ。

その後を追いかけるのが「am New York」。メトロとほぼ同じ内容だが、こちらはニューヨークに拠点を置いたローカル・フリーペーパー。レストラン・レビュー等で差をつけようとしている。

ちょっと異色なのが「the Onion ジ・オニオン」。フリーペーパーは、広告宣伝費でコストをまかなっているのだが、これは全くの広告宣伝のためのフリーペーパーで、書かれている記事は全てジョーク。トップに書かれているのは、「アカデミー賞受賞者、マイケル・ムーア氏にあやかって、新しいアイスクリームのフレーバー登場!」。まじめに書かれているが、そんなの売ってない。

「ホモセクシャルのイルカには、高度に進化したゲイを探知するレーダーがある。」という見出しに驚いて、「続きはネーチャー・セクション P11」につられて探してみても、続きなんてどこにもない。全くのデタラメ。(早く気がつけよ)

全部がこんな感じなのだが、おたくっぽい人には受けているようだ。

他には「Village Voice」や「Tribunes」等、古くから独立した独自のニュースを載せる新聞も健在。日本語のフリーペーパーも数種類あるので、ニューヨーク滞在中、相撲の取り組みの結果を見逃すことはありませんわよ。(チン・ペーペー)

2005年2月25日 00時00分

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