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カラス問題の救世主! ホンモノの羽を使った「断末魔カラス」

ギョッとするほどホンモノそっくりの「断末魔カラス」(4800円)。通信販売で買えます。

都市部で深刻化するカラス問題に「救世主」が登場した。これまでもプラスチック製のカラス模型など、様々な撃退グッズがあったが、頭のいいカラスに見破られてしまうのは時間の問題。そこで、考え出されたのが、なんとホンモノのカラスの羽を使った模型「断末魔カラス」だ。
 
新潟に住む製造者・阿部春夫さんは言う。
「きっかけは、平成15年の暮れに『中野区がカラスで困っている』というNHKの番組を見たことでした。なんとかしてあげたいな、いい方法はないかと考え、ホンモノのカラスを利用することを思いついたんです」
 
もともと農家の生まれで、子どもの頃から、ホンモノのカラスを畑にぶらさげるとカラスが危険を感じるためか近寄らなくなり、害が防げることを知っていたという阿部さん。ただし、「ホンモノ」は効果があるとはいえ、腐ったりするため、実際に使うのは難しい。そこで、ホンモノのカラスに見せるために、模型に「ホンモノの羽」をくっつければいいのでは? と思いついたのだとか。
 
見た目はかなりギョッとするが、かわいそう…などという声は? と聞くと「農家の方など、悩みは深刻ですから。それに、羽は、有害鳥獣駆除の捕獲許可を得た地元の猟友会から譲ってもらっているんです」

胴体はペットボトル、足を竹でつくり、頭はスポンジという身近な素材を利用した完全な手作業だ。これを20羽ほどつくり、昨年1月に中野区に持っていってごみ置き場で試したところ、ぴたりとおさまったという実績から、3月に商品化した。

現在、「断末魔カラス」作りスタッフは、サラリーマンを引退した阿部さんはじめ、60代くらいの「年季のある」(阿部さん談)4人。注文はこれまで全国から150件くらいきているが、ほとんどが個人と会社からだとか。行政からは注文がないんですか? と聞くと、「実際に効果が出た中野区でも、『中野区でやると、その場からいなくなるだけなので、よそからクレームがくる』ってことで、なかなか行政として取り入れるのはむずかしいみたいなんですよ」と阿部さん。確かに、追い払うだけなので、近隣の地域にいってしまうという問題はある。

ならば、いっそ東京都全体でやってくれませんか? 石原さん。でも、そうなると、今度は近隣の県からクレームがくるのか…。じゃ、日本全体では…? と話がでかくなったけど、各家庭やマンションでの対策にはおすすめです。(田幸和歌子)

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2005年6月7日 00時00分

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