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珍獣「ウォンバット」がキャラクターの商店街があった

あちこちにウォンバットがいる商店街

先日、大阪府・池田市に住む友人の家に遊びにいったところ、駅前のサカエマチ商店街のあちらこちらになんだか不思議な動物がいることに気がついた。手にりんごなどを持っており、ずんぐりした体型で、なんとも愛らしい。たぬきのような、小熊のような、ハリネズミのような……。
よ〜く見ると垂れ幕には「ウォンバット」と書いてあり、小さな銅像がベンチの上やポストの上に! そして、商店のシャッターには、ペンキでウォンバットの絵が描かれ、電話ボックスにもポスターが。さらに、商店街のお店には、ウォンバットとおぼしきぬいぐるみまで売られてました。

無知を露呈するようで、お恥ずかしいのですが、私、この世にウォンバットなる動物が存在することを知りませんでした。で、これって池田市の人がつくった架空の動物キャラなのかと、「池田市の人って、想像力豊かなんだなぁ〜」と感心しながら商店街をブラブラ。待ち合わせにやってきた友人にその感想をいうと、「えっ!? ウォンバット知らないの?」とあきれられてしまった。

実は、すぐ近くにある五月山公園内にある、「五月山動物園」の人気者がこのウォンバットなのだそうだ。この動物園は、日本でいちばん小さな動物園として知られるところで、なんと入場無料! というのでさっそく行ってみることに。

こじんまりして、なんともかわいい動物園で、五月山の豊かな自然の中につくられた動物園だからか? 動物たちもなんとなくの〜んびりしていて、かなり和めるところ。
羊やシカ、エミューなどの動物たちが、午後の陽射しの中でゆったり草を喰んでいる時、いよいよウォンバットの檻の前へ。ちなみに、現在日本の動物園でウォンバットを飼育しているのは、五月山動物園以外だと多摩動物園(東京)や金沢動物園(神奈川)など全国8都市のみ。それを無料で見せてくれるなんてすごいです!
しかしながら、檻の中はしーん。おかしいと思ってよくよく見てみると、「平成17年8月18日(木曜日)サクラが永眠しました。ご冥福をお祈りします」の貼り紙が……。どうも、4頭いるウォンバットのうち1頭が、老衰で亡くなった模様。あとの3頭も、残念ながら巣の中で休んでいるようだった(あとでわかったことだが、ウォンバットはもともと夜行性らしい)。

五月山動物園の方にお話を聞いてみたところ、ウォンバットの繁殖というのは非常に難しく、先日永眠したサクラちゃんともう一匹いるサツキちゃん以外、国内では繁殖例がないそうだ。このままでは高齢化が進み、国内でウォンバットの姿が見られなくなってしまうことも考えられるとか。う〜む、かわいいウォンバットがそんな危機に直面していたとは。

これは是が非でも生ウォンバットを見にこなくては! と、ふたたび訪れることを心に誓って五月山動物園&サカエマチ商店街をあとにした私でした。(野崎 泉)

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2005年9月2日 00時00分

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