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パソコン発祥の地へ行ってみる

(上)ラジオ会館(中)ひっそり過ぎて見過ごします(下)パソコン発祥の地

物事には必ず、はじまりがあります。
日常的に使っている家電や道具にも、最初に生まれた日や場所が必ずあったはずです。その「発祥の地」をめぐる旅というのが今私の中でちょっと盛り上がりつつあります。

今、みなさんの目の前にある機械、パソコン。もはや特別なものではなく、日常に溶け込み生活の必需品となっています。少なくとも私は、パソコンを取り上げられちゃったら、仕事もできないし、お友達とのネットを通じたお話もできなくなってしまいます。パソコンさまさま。

そんなパソコンの「発祥の地」は、どこなのでしょう? 元をたどっていけば、最初のコンピュータ「ENIAC」が作られたアメリカのペンシルバニア州ってことになるのかな? うーん、遠い。一度は行ってみたいけれど、気軽には難しそうです。
では、日本での発祥の地は? というと……。そうです、やっぱりあそこにあるのです。

電脳都市アキハバラ。JR秋葉原駅の電気街口を出ると、目の前に立ち並ぶビルたち。その中のひとつ「ラジオ会館」に足を踏み入れます。エレベータで7階まで。今では模型屋さんや、レンタルボックスのお店が営業中です。通路に並んだガチャガチャを横目に歩いていくと……。ありました。ひっそりと、本当にひっそりと、「パーソナルコンピュータ発祥の地」というプレートが。

ここは、1976年日本最初のパソコンキット「TK-80」が売り出されたBit-INN東京の跡地なのです。
TK-80は、ディスプレイもなく、キーボードは16個だけの基盤むき出しの板状パソコン。メモリは512バイト。キロやメガの付け忘れじゃないですよ。それでも爆発的に売れたんだそうです。

このキットで遊んでいた少年少女たちが、今のコンピュータ業界を支えていると言っても過言ではありません。
TK-80があったからこそ、Bit-INN東京があったからこそ、今があるんですね。思わずプレートに向かって、手を合わせてしまいました。
(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

2005年10月15日 00時00分

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