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雨の漢字はいったい何個あるのか?

季節もすっかり秋。朝には霧がかかり、そんな霧の中を散歩できるのも秋ならでは。秋といえば、天気も移り変わりが早く、その中で目にする現象も多い。霧や露、そして霜。
思えば天気に関する漢字には「雨かんむり」が多い。お寿司屋さんに行くと、「魚へん」の漢字がいっぱい書かれた湯呑みがあったりするが、部首が「雨」である漢字は果たしてどのくらいあるのだろうか?

さっそく家にある辞書を広げてみた。「雨」という漢字はもともと天の雲から水滴がしたたり落ちる形をかたどった象形文字。日本の常用漢字で部首が「雨」である漢字は、
「雨・雪・雲・雰・電・雷・零・需・震・霊・霜・霧・露」
の13個。数を聞くと意外に少ないと思ったが、まずまずなじみのある漢字がずらり。しかしこれ以外にも知っている漢字は数多い。天気の現象から見ても「雹(ひょう)」「霰(あられ)」「霙(みぞれ)」「靄(もや)」、その他でも「霞(かすみ)」「雫(しずく)」など、まだまだたくさんの漢字がありそうだ。

そこで、近くの図書館で大修館書店の『大漢和辞典』で調べてみた。すると、なんと362個の「雨」の漢字が載っていた! これはすごい。画数も「雨」の8画から始まり、最多画数は52画! その漢字は雷が4つで「びょう」という漢字である(上図参照)。「いかづちの音」という意味を表す漢字であるそうだ。雷が4つもあるのだからよほど大きな音がしそうだ。

そもそも、漢字というのは中国から伝来したものだが、日本語や仏教語などで新たに作られた独自の漢字や、まだ辞書に載っていない漢字もあるというから、まだまだ種類はあるらしい。また、先に挙げた「雫」という漢字は、本来の意味は不明であり、水がしたたるという現在知られている意味は日本で創られたものだそうだ。こうして考えると、漢字一つ一つに考えた人の想いや歴史が詰まっているような気もしてくる。

自分の好きな漢字・言葉を改めて辞書で調べてみると、意外なことが分かるかもしれない。あなたもいかが?
(おむらいす)
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2005年10月29日 00時00分

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