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うれしはずかしニュージーランドの共同生活

新聞に掲載れたフラットメイト募集の広告

ニュージーランドでは、“あかの他人”とひとつ屋根の下で暮らすのがとってもポピュラーだ。その最大のメリットは、光熱費を何人かでシェアすれば、ひとり暮らしよりも生活費を抑えられること。ニュージーランド最大の都市といわれる、ここオークランドでも、お家賃は、だいたい光熱費込みで月に3〜4万円。一方、家のオーナーにしてみれば、空き部屋を誰かに貸すことで副収入を得られるのだから、非常に合理的なシステムである。

共同生活をする一軒家、マンション、アパートを「フラット」、同居人を「フラットメイト」と呼び、キッチン、洗面所、シャワー、リビングは共同、あとは各人の寝室というのが定番。家探しはいたって簡単で、ネットや新聞に掲載されたフラットメイト募集の広告を見て、条件に合う家が見つかれば、その家のオーナーにコンタクトをとるだけ。

ニュージーランドに来た当初は、女性ならともかく、よく知りもしない男性と、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすという発想は、わたしにはとてもスリリングに思えた。「福山雅治みたいなフラットメイトとの出会いがあったりして……ポッ」と、ワクワクドキドキ下心丸出しで挑んだ共同生活であったが、実際は、そう甘くはなかった。わたしのフラットは、なぜか、いつも女所帯で、クリスマスの日なんぞ、予定のないシングル女5人で飲み明かしたことだってある。まぁ、これはこれで楽しい思い出なのだが。

同居生活は新鮮だけれども、国籍が違う、性格が違う、生活スタイルが違うもの同士が一緒に生活をするということは、ときにストレスがともなう。だが、もし、気の合うフラットメイトに恵まれたとしたら、これほど楽しい異国生活はない。一緒に旅行をしたり、飲みに行ったり、庭でバーベキューをしたり、朝まで熱く語り合ったり、まるで、ドラマのような生活だ。

日本でなら、他人との共同生活なんぞ、寮にでも入らない限りムリだろう。幸か不幸か、ひとり暮らし歴10年以上だったわたしが、まさか、ニュージーランドで共同生活をすることになろうとは、想像もしていなかったもの。ニュージーランドを去る日まで、この貴重な経験を楽しみたい。
(畑中美紀)

2005年11月18日 00時00分

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