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あったら欲しい!? 「私のこと忘れないで」パンティ

奥さんにだまされていないか心配じゃないですか?
娘さんが遅くまでどこへ行っていたのか知りたくないですか?

この驚くべき装置が、あなたの疑問にお応えします! ……そんな刺激的なコピーが並ぶきれいなデザインの英語サイト。
アメリカのどこかの企業がやっているサイトなのかなー? と思っていたのですが、実はコレ「アート作品」としての架空サイトなのだとか。22日間でもっともポピュラーなサイトをつくるというコンテストでグランプリを獲得したのがこのサイトのよう。しかも、妻や娘のふしだらな行為を監視するという貞操帯ならぬGPS機能つきのITパンティ販売サイトなのです。

パンティのワンポイントとなっているお花の部分にGPSセンサが埋め込まれていて、心拍数やアソコの温度上昇まで監視。データは自分のパソコンや携帯で24時間モニター可能、もしこんな商品が実在したら、実に恐ろしいシロモノだ。
通販サイトによくある「ユーザーの声」みたいなページには、妻の浮気を突き止めた夫の証言や、急にセクシーな身なりをするようになった娘を心配する父親のコメントなどもありリアリティ満点。
オーダーページから制作者の種明かし(?)的ページに飛ぶことができ、そこで「な〜んだ」とあまりにも手の込んだジョークに感嘆するという仕掛けとなっている。しかも、サイト下にあるCopyrightがパンチラ・コーポレーションという謎の会社になっており、住所はなぜか東京・有楽町の交通会館(実在するビルです)!

制作したのはPantyレイダーズというN.Y.在住の2人組の女性アーティスト。解説ページを読んでみたところ、彼女らがこのサイトをひと晩でつくった後、3週間で60万人以上の人が訪れトータルHit数はなんと615,562。多くの男性がこのパンティを買おうとし、女性達はこのパンティの男性バージョン(夫や彼氏の浮気を突き止めるため?)をつくるよう要求してきたとか。もちろん、フェミニストからの非難も殺到。マスコミはこのサイトが芸術的なプロジェクトであることを決して理解しようとしなかった……というのも納得です。だって、細部までこんなによくできているんですもんね〜。彼女達はこのプロジェクトによって「感情的な反応とマスコミのひずみを引き起こし、あいまいな現実と虚構、挑戦的な考え、および先入観に迫ろうとした」とのこと(アバウトな訳ですいません!)。

ちなみに実際、「forget-me-not panties」で検索してみると、本当にこのパンティが実在していると信じて紹介している個人blogなどもいくつか発見しちゃいました。
なぜ、アメリカ人女性がパンチラという言葉を知っていたのか? しかも、住所を日本にしたのはなぜなのか? こまかい疑問は尽きないのですが、妻や娘、恋人等、自分に属する女性の性を管理したいという男性の欲望を逆手にとった手法はお見事といえるかも。ネット上の情報の真偽や、監視する側・される側両方の思惑などいろんな面から考えさせられた「作品」なのでした。
(野崎 泉)

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2005年12月5日 00時00分

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