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十三番目の干支はパンダだった!?

南方熊楠著『十二支考』。十二支各動物に関わる話がたくさん。なぜか、今話題の牛の話はない

♪ぼうや〜よい子だねんねしな〜、のイントロでおなじみの「まんが日本昔ばなし」が、先頃11年ぶりに復活。声優さんが二人しかいない、なんてトリビアは、皆さん既にご存知でしょう。

さて、放映されたお話でこの時期になると思い出すのが『十二支の由来』。2005年も12月21日、年末最後の放送でやってくれました。ストーリーは単純明快。元日の朝、山奥にある神様のお屋敷まで競争をして、1位〜12位の動物が各年の大将、すなわち干支として認定してもらえる、というもの。
カエルのお父さんは惜しくも13位。「ケエル、ケエル」と、残念そうに去って行ったそうな。そして、「競争の日にちは1月2日」とネズミに嘘を教えられた猫は14位。怒ってそれ以来ネズミを追いかけ回すようになったとさ。

筆者はこのお話から、十三番目の干支はカエルだと信じていたのだが、周囲に聞いてみると「猫」という人が多い。図書館の絵本コーナーの2冊を調べてみた。どちらもストーリーは「まんが日本昔ばなし」とほとんど同じだが、カエルは登場せず。ネズミに騙された猫が十三番目、ということに。どうやら、猫が優勢の気配。

中国で生まれた十二支は、日本以外にも、漢字文化圏であるアジア各地に広まっている。タイやベトナムでは、ウサギの代わりに猫が実際に十二支に入っているという。いやいや、さっきの昔話とは全然整合がとれない。日本独自のお話なのかも。

さて、神戸市の中華街、南京町に十二支の石像があるという。そこには十三番目にパンダが置かれているとのこと。十三番目はパンダ? 南京町のホームページによると、石像を中国に注文した際、言葉の誤解から猪がパンダに化けてしまったのだとか。改めて猪を造り、パンダが十三番目となったらしい。阿部禎著『干支の動物誌』などによると、中国では1970年頃に、皇帝の象徴である龍は社会主義国にふさわしくないとの理由で、十二支の龍をパンダに変えようという動きが実際にあったという。本当に変わったのかどうかは確認できなかったが、現在はパンダではなく龍。中国側が石像の注文を間違えてしまったのは、そんな背景があったからかも。

と、調べれば調べるほど話は入り組み、深みにはまってしまいました。まあ昔話ですから、どれが本当でもいいのです。2006年は戌年。永遠にやってくることのない十三番目の干支、皆さんはどの動物がいいと思いますか?
(R&S)

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2005年12月30日 00時00分

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